コマンドプロンプトで実行したコマンドの結果を外部出力したい場合ってありますよね。表示された内容をコピー&ペーストしても良いですが、もっと簡単に出力する方法があるんです。今回は、コマンドプロンプトの実行結果をテキストファイルに出力する方法をシェアします。
実行結果をテキスト出力する方法は2つの方法
実行結果の出力方法は「新規ファイルへの書き出し」、「既存ファイルへの追記」の2種類です。ほとんどの場合は新規ファイルへの書き出しで事足りますが、定点で自動実行させた結果を記録したい場合などには追記型で出力したほうが良いでしょう。
トラブル対応等で機器設定情報を取得する場合などには、この方法が一般的。ipconfigコマンドの結果をテキストファイルに出力する場合は下記のようになります。
DOSコマンド
REM コマンド実行結果を新規ファイルに書き出す例
ipconfig /all > c:\result_ipconfig.txt
「AAA.txt」というファイルの容量推移を定期的に確認してファイルに記録したい場合には、「>>」の後にファイル名を記述することで追記していくことが出来ます。
作成したバッチファイルをタスクスケジューラに登録して実行させることで定点でファイルサイズ量の推移を記録することが出来ます。
DOSコマンド
REM コマンド実行結果を既存ファイルに追記する例
dir AAA.txt >> c:\result_file_size.txt
実行結果をテキスト出力する方法のまとめ
実行したいコマンドの後ろに「>」で結果の出力ができます。
- >で新規ファイルに書き出し
- >>で既存ファイルに追記