今回は、ファンシーラットと生活を始めて3か月が経過した記念に、その良さと不安要素をシェアしたいと思います
ファンシーラットの特徴
まずは、ファンシーラットの主な特徴を箇条書きでご紹介します。
- 犬のように懐く
- 猫のようにじゃれる
- 先祖はドブネズミ
- 18-19世紀にヨーロッパでペット化
- サルモネラ菌などの病原体はない
- 海外ではメジャーなペット
- 日本ではあまり知られていない
ファンシーラットの先祖はドブネズミですが、18世紀にヨーロッパで家畜化されて何世代も経過することで、サルモネラ菌などの病原菌を気にする必要はなくなっています。
ファンシーラットと過ごした3カ月の感想
まずは、我が家のファンシーラットがペット用サラミを食べる様子をご覧ください。
ファンシーラットは穏やかで大人しい性格です。犬のように賢く、お手、お回りなどの犬が覚える簡単な芸であれば覚えることができます。慣れてくると擦り寄ったり、指をなめたり、肩に乗ったりと、一緒に遊ぶこともできます。
単純な言葉も理解できるのか、ケージから出して部屋を散歩させている時に名前を呼べば駆け寄ってくるようになりました。ただ、好奇心旺盛で隙間を見つけては入ろうとしたり、どうにかして家具の上に登ろうと試行錯誤するので、ケージから出す際には目の届く範囲にしておく必要があると感じています。
犬や猫の場合、マンションでの飼育NGとなる場合もありますが、ファンシーラットは許可を貰える可能性が高いです。それは犬や猫に比べて、鳴き声で近隣に迷惑をかけたり、建屋にダメージを与える可能性が低いことが理由かと思っています。
ハムスターよりは大きいですが、片手に乗せることができるサイズということで飼育のためのスペースが小さくて飼いやすいのも特徴です。
ケージの中で生活をしてくれるので、給水や食料をしっかりをケージに入れておいてあげることで数日の旅行でも安心して出かける事ができます。一般的なハムスター用ケージでは窮屈になるので、ウサギサイズ用のゲージがおすすめです。ただ、頭が入るスペースがあれば抜け出せてしますので、生後数か月は逃げ出さない工夫が必要です。
食べ物はいわゆる雑食です。なんでも食べますが、我が家のファンシーラットは、乾燥ミルワームとコーン(トウモロコシ)、レタスを夢中になって食べます。逆にニンジンは嫌いなようです。
動物特有の匂いがするかな…と思っていましたが、ほとんど無臭です。いつも毛づくろいをして毛並みもボサボサになるということっはありません。ただ、人間と同じように糞や尿は匂いがします。
我が家では毎週末にゲージの床材交換と、ファンシーラットのシャンプータイムを設けています。ここ数か月の傾向から、週一の掃除&シャワーで臭いという状況は避けることができます。これから暖かくなっていくので、匂いは多少なりとも増加するかなとも思っています。
これからの不安要素
ファンシーラットの寿命は2年前後らしいです。犬や猫が持つ10年以上の寿命と比べると、とても短い時間になります。まだまだ1年目で何の不安もなく、少しずつ大きくなる姿を楽しみにしていますが、2年という寿命を考えると折り返しとなる1年が経過した時点で残りの寿命を意識することになります。
オスとメスを一緒に飼うと爆発的に繁殖するようなので、世代交代をしていくのを楽しむという飼い方もできますが、今のところ多頭飼いの予定はありません。その分、毎日1時間くらいは一緒に遊ぶ時間を設けています。
ファンシーラットに限らず、ハムスターなどの小動物を診察してくれる動物病院が少ないようです。現時点では成長期で健康的な不安を感じませんが、いざという時に診てくれる動物病院を事前にピックアップしておく必要があると感じました。
ファンシーラット初めて知りました。
ハムスターと同じぐらいの寿命なんですね。
懐くのはいいですね。
ずっと鼻声ですさん。コメントありがとうございます。ファンシーラット、めっちゃ可愛いですよ。懐いてくると噛んだりすることもないですし、めちゃくちゃ指を舐めたりしてくれます。名前を呼ぶと走ってくる姿は犬並みの知能があるんじゃないかと思いながら暮らしています。
ラットの魅力に引かれて10年付き合っていました。昨年秋に最後の仔を看取って終止符です。余りにも利口で可愛い仔だったのでロスの衝撃が大きすぎました。日本ではまだまだマイナーなペットですね。ホームアローンに出てくるようにアメリカとかではかなりメジャーみたいですね。多くの人にもっとラットの魅力を解って欲しいですね
yosiさん。コメントありがとうございます。ファンシーラット良いですよね。10年も付き合ってたんですね。僕は1年が過ぎたばかりなので大先輩ですね。最も思い入れのある最初の子の寿命があと1年くらいかなと思うと、今年もたくさん遊ぶ時間を作りたいと感じるようになりました。寿命が短いのって悲しいですよね。なんとなくファンシーラットという言葉を見聞きする機会が増えたような気がしているので、ちょっとずつ認知度が上がっているのでは…と思っています。(自分が飼い始めたから意識するようになっただけかも知れませんが)
ハムスターを飼うのが一般化してしまった現在、ファンシーラットを飼っているというだけで注目の的になりそうですね。名前を認識したりと高度な知能を持ち合わせたり、色んな側面を発見していくのも楽しみの一つですね。寿命が短いですが、生き物の尊さを学ばせるために子供と一緒に飼うのも良いですね。
矢作さん。コメントありがとうございます。ハムスターは飼ったことがないですがファンシーラットは一緒に遊んでいると懐いてくれたり名前を憶えてくれるので楽しいですよ。寿命が短い分、寂しさも感じることもありますが、後悔のないように出来るだけ一緒に遊ぶ時間を作ろうという前向きな気持ちで過ごすことができます。矢作さんのおっしゃる通り、お子様に生き物の尊さを体験してもらうことにも良いかもしれませんね。ぜひ機会があればファンシーラットを家族として迎えてみてくださいね。
ファンシーラットを飼う注意点として、ラットなので非常にアレルギーになりやすいです。
アレルギー体質の方や特に喘息の方は注意が必要です。
ラットの尻尾に抵抗が無ければ記事にある通り、頭も良く懐きやすくコミュニケーションのとれるとても飼いやすいペットです。
匿名さん、コメントありがとうございます。たしかに尻尾が苦手な方もいらっしゃいますね。犬のように吠えたりすることなく、飼育スペースも大きく必要としないのでマンションなどの集合住宅でも飼育しやすい点が現代社会にマッチするペットだなーと思っています。しっかりと遊んであげると色んなことを学んでくれたり懐いてくれるのでコミュニケーションしていて楽しさも感じられる点も良いですね。