Microsoft Azure Fundamentals(AZ-900)の無料模擬問題集 Part.3

AZ-900 無料問題集3

Azure資格の登竜門 Azure Foundamentals(AZ-900)という認定資格があります。エンジニアの第一歩とされる面もある一方で、バリバリに技術を問われる認定資格でもないため、クラウドに関わる営業などエンジニア以外の職種でも取得される方が増えているそうです。今回は、AZ-900の試験対策問題を探している方向けに模擬問題をシェアします。

問1:Azureのサービスは「A」の段階になると一般ユーザーがアクセスできる。この段階では実験を行いフィードバックをMicrosoftへ送信できる。

文中の「A」に該当する語句はどれか。

  • Public Preview
  • General Availability
  • Experimental mode
  • Pre-Release
Public Preview

サービスはPublic Previewの段階から利用可能になります。ユーザーはこの段階にあるサービスを利用して、より良いサービスになるようMicrosoft社にフィードバックを送信するができます。この段階を経て、一般提供(GA)を迎えます。

問2:プライベートクラウドを導入することで、所有しているデータセンターを廃止することができコストを削減できる。

  • 正しい
  • 誤り
誤り

プライベートクラウドは単独の企業や組織がリソースを占有するクラウドコンピューティングの仕組みです。企業のオンサイトデータセンター内に物理的に配置、もしくはサービスプロバイダーの提供するホスティングサービスとして利用します。いずれの方法でも占有するコンピューティングリソースを所有(契約)する必要があるため、データセンターの廃止やコスト削減効果は期待できません。

問3:ミドルウェアのライセンス費用を抑えるため、アプリケーションを他のリソースから物理的に分離して運用する必要がある。どのサービスを利用すると実現できるか。

  • Azure DevTest Labs
  • Azure Dedicated Hosts
  • Azure CDN
  • Azure SQL Data Warehouse
Azure Dedicated Hosts

Azure Dedicated Hostsは、WindowsやLinux用のAzure VMをホストする専用の物理サーバーを利用できるサービスです。

問4:リソースグループを削除すると、削除されたリソースグループ内の仮想マシンは別のリソースグループで自動起動(HA)される。

  • 正しい
  • 誤り
誤り

リソースグループを削除すると属するリソースは全て削除されます。リソースグループ内の全てのリソースは、同じライフサイクルが共有される必要があります。一緒にデプロイされ、更新され、削除されます。別のデプロイサイクル上に存在する必要がある場合には、別のリソースグループに所属させます。

問5:「A」を利用するとメトリックとログデータに基づいて、収集、分析、視覚化、場合によってアクションを実行することができる。

文中の「A」に該当する語句はどれか。

  • Azure Advisor
  • Azure Monitor
  • Azure Service Health
  • Azure Logic Apps
Azure Monitor

Azure Monitorは Azure上のリソースだけではなく、オンプレミス環境を含むシステム全体でのメトリックとログデータに基づいて動作するプラットフォームです。収集したデータを基にSMSや電子メールで担当者にアラート通知させるなどのアクションを設定したり、リソースの使用量を検知して自動スケールアップや自動スケールダウンさせることも出来ます。

2 COMMENTS

yoboo

模擬問題part3の問2について。
問題と解答、解説の整合性に違和感を感じます。
誤記などありませんでしょうか。

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としゆき

yobooさん、コメントありがとうございます。ご指摘の点を確認しました。yobooさんの違和感の通り問題ないように誤記がありました。問題文の「パブリッククラウドを導入することで~」の部分を「プライベートクラウドを導入することで~」に修正させていただきました。混乱させてしまい申し訳ございませんでした。また、誤記をご連絡頂きありがとうございました。

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