Level1 – Foundation(基礎)トレーニング
何度か試験を受けて、これらの問題からランダムに出題されることを確認しました。小テストの問題数は5問です。
- そのアプリケーションがバックグラウンドで実行されている場合でも動作する
- 仮想環境で実行されているものも含めて、すべてのアプリケーションで動作する
- 高速である
解答:仮想環境で実行されているものも含めて、すべてのアプリケーションで動作する
OCRには動作要件が柔軟なメリットはありますが動作としては低速です。仮想環境、紙資料等からデータを抽出する必要がなければ、別の方法で取得する方法がベターです。- 非表示情報を取得する
- 編集可能なテキストを取得する
- 表示されるテキスト全体を取得する
- フォント情報 (サイズ、色) を取得する
解答:非表示情報を取得する、編集可能なテキストを取得する、表示されるテキスト全体を取得する
テキスト抽出ではテキストデータの抽出は可能ですが、文字サイズ、文字色などを取得することはできません。拡張子がtxtに保存できるデータと認識しておけば良いでしょう。- 正確である
- 高速である
- バックグラウンドで動作する
- Citrix 環境で動作する
解答:高速である、正確である、バックグラウンドで動作する
早いのに、正確、そしてバックグラウンドで動作する三拍子そろったフルテキストですが、仮想環境や紙帳票には対応できません。フルテキストを軸として、要件に合わせてOCRなどを利用する必要があります。- ブラウザで作業していることを示す
- Java ウィンドウで作業していることを示す
- バックグラウンドで自動化しようとすることを示す
- 現在作業しているウィンドウを識別する
解答:現在作業しているウィンドウを識別する
複数のウィンドウのある作業画面を自動化する際など、どのウィンドウが作業対象かをUiPathが識別できる必要があります。AttachWindowにより現在作業しているウィンドウを識別することができます。- OCR
- ネイティブ (Native)
- フルテキスト (FullText)
解答:OCR、ネイティブ (Native)
テキスト抽出といえば、フルテキストというくらい万能に感じますが、テキスト位置を保持することはできません。- いいえ
- はい
解答:はい
フルテキストでは非表示情報も取得します。但し、オプション設定により非表示情報(隠されたテキストの抽出)を無視することができます。ネイティブ、OCRの場合は、非表示情報の取得をすることができません。フルテキストを利用して非表示情報を取得したくない場合には、「非表示の項目を無視 (Ignore Hidden)」のチェックボックスをオンにすると、選択したUI要素から隠されたテキストがコピーされません。- OCR
- フルテキスト (FullText)
- 共有クリップボード
- ネイティブ (Native)
解答:OCR、ネイティブ (Native)
UiPathで用意された3つのテキスト抽出方法のうち、フルテキストはテキストの位置を取得できません。- DataScrapingWizard (データスクレイピングウィザード)
- ・OCRでテキストを取得 (GetOCRText)
- ・表示中のテキストを取得 (GetVisibleText)
解答:DataScrapingWizard (データスクレイピングウィザード)
ウェブページからのデータ抽出する要件にはデータスクレイピングで対応が可能です。- フルテキスト (FullText)
- OCR
- ネイティブ (Native)
- 上記すべて
解答:フルテキスト (FullText)
フルテキストには非表示情報(テキスト)を取得することができます。非表示項目を無視のチェックボックスをオンにすると取得しないことも可能です。- ウェブまたは他のアプリケーションからの関連データの抽出
- 1つのUI要素からのテキストの抽出
- ウェブまたは他のアプリケーションからのテーブル全体の抽出
- ウェブページの操作の自動化
解答:ウェブまたは他のアプリケーションからのテーブル全体の抽出、ウェブまたは他のアプリケーションからの関連データの抽出
データスクレイピングを使うと対象ページに配置さえたテーブルや、情報を取得することができます。操作を自動化する一環としてデータを取得するもので、操作を自動化するものではありません。- OCR
- ネイティブ (Native)
- フルテキスト (FullText)
- 上記のどれでもない
解答:OCR
最もテキストの読み取りが低速なのはOCRです。テキストを読み取り(抽出)したい場合、特殊要件がなければフルテキストを利用します。- ネイティブ (Native) メソッドを使用する
- フルテキスト (FullText) メソッドを使用する
- Microsoft OCR エンジンのプロパティ 白黒反転 (Invert) にチェックを付けて使用する
- テキストを取得 (GetText) を使用する
解答:Microsoft OCR エンジンのプロパティ 白黒反転 (Invert) にチェックを付けて使用する
仮想デスクトップ(VMwareやCitrix)で動作するアプリケーションからテキストを抽出するには、OCRエンジンを使用します。- フルテキスト (FullText) メソッドを使用する
- Google OCR エンジンを使用する
- Google OCR エンジンのプロパティ 白黒反転 (Invert) にチェックを付けて使用する
- Microsoft OCR エンジンを使用する
解答:フルテキスト (FullText) メソッドを使用する
文字の色を問わず、デスクトップアプリケーションからのテキスト抽出であれば、フルテキストメソッドが有効です。- フルテキスト (FullText) メソッドを使用するスクリーンスクレイピング (テキスト全体を取得するため)
- ネイティブ (Native) メソッド (バックグラウンドで動作するため)
- DataScraping (データスクレイピング) (構造化されたデータで動作し、データテーブルを返すことができるため)
解答:DataScraping (データスクレイピング) (構造化されたデータで動作し、データテーブルを返すことができるため)
抽出したい情報が複数ページにわたる場合、「取得ウィザード (Extract Wizard)」で必要情報を設定することでデータを取得することができます。- アプリケーションがバックグラウンドで実行されていなければならない
- アプリケーションがアクティブでなければならない
- 低速である
解答:アプリケーションがアクティブでなければならない、低速である
UiPathの入力操作はDefault、Window Messages、Simulateの3つです。Default以外の入力操作はバッググラウンドで走行可能ですが、Defaultはアプリケーションをアクティブにしておく必要があります。さらに操作の再現性は非常に高い(公称値100%)ですが、Simulateに比べて速度は半分(低速)です。UiPathアカデミーの攻略情報
UiPathアカデミーで出題される他のテストの解答、解説を下記関連記事でまとめて紹介しています。アカデミーを卒業するための補助としてご利用ください。
UiPathアカデミー Level1 Foundationの問題と解説まとめ