2018年3月14日に大阪で初めて開催された「Google Cloud onBoard」に参加してきました。
日本国内では東京開催のみでしたが、2019年にGoogle Cloud Platform(GCP)の大阪リージョンがリリースされる事を受け、大阪でも定期的な開催を検討されているようです。今回は今後も開催されるであろうonBoard Osakaへの参加を検討されている人向けに、参加した感想をシェアします。
受講票はスマートデバイスでOK
開催場所は大阪駅から見える梅田スカイビル(ステラホール)です。開始時刻13:00(12:00受付開始)、終了は18:00という半日規模の勉強会です。
当日は受講票を印刷して持参というイベントが多い中、スマートデバイスによる受講票を表示でもOKという受付方法で、新しい時代を切り開くGoogleの姿勢を予想外のところで感じました。ただ、受付開始時刻が定刻よりもかなり遅れたので、受付開始30分後を目指して現地に向かえば良いと思います。
Googleに対するLOVE度が強くなる雰囲気
座席数は多く用意されていました。開始時刻には80%以上の席が埋まっていて、最終的に90%以上の参加率になっていたように見えました。Amazonのイベントのようにテーブルがないという状況もなく、セミナー内容を撮影したり録画することは禁止されていましたが、セミナーで使用されるスライドも印刷物として配布されていたため、必要に応じて印刷されたスライド資料にメモすることが出来て。とても便利でした。
初めての大阪開催ということで基本的なGCPの利用方法やサービス紹介という点に絞った構成でしたが、一言で感想を言うと「AmazonよりGoogleの方がエンジニアに優しい」という雰囲気を感じました。
AmazonもGoogleも自社のプラットフォームを利用してもらうための施策としてセミナー開催していると思いますが、Amazon(AWS)のセミナーはビジネス色が強く、Google(GCP)はこの仕組みを使って面白い事をやってくださいという登壇者の空気感の違いがありました。
最後までセミナーに参加しアンケートを提出すると「Googleの偉い人のサイン入り参加証」と「Google Cloud OnBoard」のタオルが配布されました。参加証は後日登録した住所に送付されるようです。
これら配布物はあくまでもオマケ的な感じで、メイン特典は「GCPの無料のトライアル利用(300ドル相当)」、「有料オンライン講座の一部無料利用」の2点です。有料講座を無料で受講できるので、Googleのオンライン講座の品質を感じることができますし、講座を終えたあとは300ドル分の無料利用でさらに深く学ぶ事ができます。有効期限は12ヶ月もあり、日本円で30,000円相当の無料利用なので検証利用としては十分すぎるボリュームです。
参加を終えて
マイクロソフトのAzure、AmazonのAWS、Google Cloud Platformのセミナーを回ってみましたが、Googleのセミナーの雰囲気が一番良かったです。触って試してみようという気持ちにさせられる、良い刺激がありました。
なかなか時間を作ってセミナーに参加することは難しいですが、Googleのセミナーはおススメなので機会があればぜひ参加してみてはいかがでしょうか。