久しぶりに絵を描こうとペン立てからpigmaを取り出したら書けなくなっていました。そこで少し調べてみたところ、筆記具によっては立てて収納するよりも寝かせて収納するほうが長持ちするようです。それならペンを寝かせて収納できるケースを用意しようということで、目を付けたのがトラスコ中山のトランク型工具箱です。オススメの製品なのでレビューを見て気になったらAmazonや楽天で物色してみてください。
としゆき
顔料インク系のペンはペン先を上向きに保管していると書けなくなります。ホワイトボード用マーカーや、Pigma、ミリペンといったタイプの筆記具は要注意です!!
「トラスコ中山のトランク型工具箱」というと、男くさい現場職のアイテムのような感じがしますがオフィスに置いておいても格好の良い収納箱として利用できるポテンシャルを凄く秘めているアイテムなんです。手に取って触ってもらえると「お、意外と良いやん!」って思ってもらえると製品だと感じました。
送られてきたパッケージは、凄く無骨。男の道具という感じ。パッケージ買いをするかと言われればスルーしてしまいそうな外箱になっています。が、保護性能という点では何の問題もないし、パッケージにかけるコストを削って価格を抑えてくれているのはありがたい仕様です。
ここからはTOOL BOX T-190 MBKの外観をチェックしていきます。
この画像を見て「なんだか既視感がある…。」と感じてしまった無印良品ユーザーの方は感覚が鋭いです。無印良品で思いっきりトラスコ中山の工具箱のOEMっぽい製品が販売されているんです。
無印良品で販売されている製品とサイズは数ミリほど差がありますが、店頭で触ってみた感じだと塗装の仕上げも凄く似ていて兄弟製品のようです。
無印良品の製品には、TRUSCOのロゴはありません。無印良品プロダクトとして販売されているのだから当然ですよね。トラスコ中山のトランク型工具箱という男くさいアイテムのイメージはなく、無印良品も認める良いデザインだということでしょうか。
無印良品で販売されているものはホワイトカラーのみ。僕が購入したブラックや、陸上自衛隊ODカラー、シルバー、グレーカラーが欲しい場合には、TRUSCOが販売している製品をAmazonや楽天で購入することができます。送料込みで1,200円前後で購入できます。
艶消しブラックの表面。良い感じのマット感が素晴らしいです。しっかりと厚めの塗装がされているので屋外で使っても錆の心配はなさそう。四隅にある球状の凹みはスタッキングした際に横滑りを防止する機構です。
裏面にはMADE IN JAPANとOB21、01Hの刻印。OB21と01Hが何を意味しているのかは謎です。2つ購入してどちらにも同じ刻印がされていました。四隅の凸部分が表面の凹み部分と噛み合うことで横滑りを防止してくれます。
裏面もしっかりと塗装されていることが分かります。実売1,200円前後の製品の仕上げとしては凄く優秀。コストパフォーマンスが恐ろしく高い製品です。
ここからはTOOL BOX T-190 MBKの内側と収納力をチェックしていきます。
内側の塗装にも抜かりはありません。しっかりと厚めの塗装が施されています。購入すると薄いスポンジシートが1枚敷かれている状態で送られてきます。
付属しているスポンジシートは工具を保護するためにも、そのまま使っても良いですし、もっとしっかりと保護したいという場合には専用の底に敷くシートが販売されています。今回はペンとケースが擦れないようにスポンジシートを敷いたまま使います。
ペン立てに入っているけど、あまり使わないペンを放り込んでみました。20本以上ありますが問題なく収納できます。長さにも余裕があるので消しゴムや鉛筆削りなども入れておけます。
右側の工具箱には法人印鑑セットと家庭用の印鑑を3本入れてみました。捺印マットも底面に収納できたので押印が必要な時は、工具箱を1つ棚から取り出すだけで準備が整います。
用途別に工具箱を用意して保管すると迷わずにサッと取り出して使えて快適になりそう。ただ見た目が同じなので、側面にテプラで収納しているアイテム種別を貼っておくなどの工夫は必要です。
スタッキングの機構もバッチリと噛み合います。しっかりとグリップしてくれるので安心してスタッキングできるのは嬉しい。あと何個か追加して購入してみようと思っています。
僕と同じようにペン立てに収納しておいたペンが書けなくなって困っている。ちょっとオシャレに収納するアイテムが欲しいといった方には良い選択だと思います。ブラック以外にも展開されているカラーがあったり、サイズも数種類用意されているので、Amazonや楽天で探しているカラーやサイズが販売されているか覗いてみてはいかがでしょう。