解約ペナルティを払わずにAdobe CreativeCloudを解約するタイミング

デザイン業界の標準ツールとして浸透しているAdobe製品。2013年からはCreativeCloud(クリエイティブ クラウド)というサブスクリプション形式で提供されています。買い切りじゃなく月額(年額)課金なので一時費用は抑えられますが、毎月それなりのコストが掛かります。

僕は約5年に渡ってAdobe Creative Cloud コンプリートプランの年間サブスクリプション(年間プラン月々払い)を継続してきましたが解約に至りました。 今回は僕と同じようにCreative Cloudの見直し(解約)をされているかた向けに情報をシェアします。

Adobe CreativeCloudって?

Adobe CreativeCloudは、いわゆるデザインの世界で業界標準として利用されているAdobeの製品パッケージを月額(または年一括)で利用できるサービスです。特定のバージョーンが収録されたパッケージ製品を購入するのではなく、常に最新のバージョンを利用できる権利を購入するイメージです。

僕がAdobe CreativeCloudを解約した理由

5年間で約30万円の利用料金

AdobeがCreativeCloudの提供を始めたのは、2013年なので、すでに6年くらいの月日が経っています。私はこの6年のうち、約5年に渡って、CreativeCloudを利用してきました。

現在の月額5,378円の60か月分ですから、322,680円程が利用料金として発生していた計算になります。CreativeCloudが登場する以前のAdobe製品のセットパッケージを購入価格は約20万円ですから、5年の利用期間中に1度~2度のアップデートパックを購入したと考えると、製品パッケージ時代と遜色ない金額です。

初年度の割引販売等を考慮すると、もう少し安くなるので、実質は30万円を下回った金額になるでしょう。ただ、ここ1年はまったくAdobe製品を起動していないので、約6.5万円をドブに捨てた結果になっていました。

他社サービスへの移行

Adobe製品は学生時代から利用していてUIにも馴染みがあってよいのですが、Adobe Premiereを使わずFinal Cut Pro Xを使っていたり、私がAdobe Photoshopでやりたい修正はPixelmatorでも出来るし…ってな感じで、他社サービス(アプリケーション)への移行が進んでいます。唯一、移行先が決まらないのがAdobe Illustratorです。

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Inkscapeの評判は良いですが、いまいちUIに慣れません。

解約に至った主な理由は上記2点です。令和時代への突入を機に、いろいろと支出の見直しをしていく中で、毎月5,378円の費用に似合う利用が出来ていないという点、更新月の間近という事もありCreativeCloud コンプリートプランを解約するという判断に至りました。

Adobe CreativeCloudを解約する際の注意

Adobe CreativeCloud年間プランの解約ペナルティ

CreativeCloudの課金支払いは、単月プランと年間プラン(月々払い)を選択できます。単月プランよりも年間プランの方が抜群にお得感のある価格設定ですが、携帯電話の割引プランの拘束期間(2年縛り)と同じような途中解約のペナルティがあります。携帯電話の場合、更新月以外の解約は1万円弱のペナルティですが、CreativeCloudの場合は数万円になることもあります。

解約ペナルティの計算式

ペナルティは契約期間に生ずる金額の50%です。仮に、年間プランで契約して半年後に解約するとするならば、16,134円(5,378円×6か月×50%)がペナルティになります。

余り使用しないというのもありますが、アプリケーション単体で2000円以下の価格設定、欲張れば1000円以内であれば継続していたと思います。必要になった月だけ単月5000円でも使ったでしょう。

ただ、コンプリートプランとはいえ1年縛りで月額5000円は地味に高いですよ。個人利用という点では特に。Amazon Web Serviceや、Google Cloud platformのように利用時間単位での課金とか無理でしょうか。1か月に8時間くらいしか触る時間もないので。

注意
CreativeCloud メンバーシップ (年間プラン)の”更新日”に注意しておかないと3万円弱のペナルティに繋がる可能性があるため、要注意です。

次に見直しそうなオンラインサービス

Microsoft O365

Microsoft Office製品と互換性の高いソフトウェアが登場すれば、Microsoft O365の解約もあるかもしれません。現時点では、Apache Open Officeはイマイチだし、Libra OfficeはOpen officeよりはOfficeファイルの再現性は高いけれどUIが使いにくい。現時点ではGoogle Appsが避難先になるか、機能制限に触れない範囲であれば、Office Onlineが無難か…というところで検討中。

Linkedin

就活者向けPremium Careerプランで月額2990円。情報収集も兼ねて、あと移動中にEラーニングを聞いたりなど、定期的に利用することがあるので契約継続してましたが、ひとまず停止しようと思っています。

こちらは1年縛りもないし、必要な時に1か月だけ追加するという利用方法に変更することで支出削減に繋がりそうです。あと、地味に日本人へのLinkedin普及率が低いせいか、コンタクトと取ってくる転職エージェントの大半は英語ベース。地味に英文チャットの勉強になってます。でも、これは無料プランでもできますしね。

日本人には馴染みは薄いけれど、海外から日本に来ている人は、だいたいLinkedinのアカウント持ってますね。履歴書とかスキルシートみたいなのを公開するってのは日本人の気質には合わないかもしれないので国内での普及は微妙な感じです。キャリア生成は会社任せな人も多いですし。

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