週末しか自宅に帰ってこないくらいのレベルで出張を繰り返していた時期に購入した TUMI ALPHA BUSINESS 26141DH。ボロボロになるまで使い倒し、今では部屋の片隅で眠っています。今回は、この TUMI 26141DHをボロボロになるまで使って感じた良さと悪さをシェアします。
出張族に使いやすいTUMI ALPHA BUSINESS 26141DH
新幹線や空港で見かけるビジネスマンが持っている鞄として有名な仕事鞄(ブリーフケース)としてのポジションを確立しているTUMI。最近では、サムソナイト製のブリーフケースを持っているかたも多く見かけますね。
他の人と被りたくない!という方には不向きのブランドですが、乱暴に扱っても壊れない安心感、ビジネスに適した収納性を求める方におすすめしたいブランドです。
- 雑に扱っても破れない独自素材(バリスティックナイロン)
- ナイロンなのに防水加工
- 収納スペースが豊富
- 全ての製品にトレーサーナンバー(管理番号)が付与されている
としゆき
- 耐久性は高いけど、販売価格はちょっと高め(6万円くらいが多い)
- あんまりオシャレではなく、質実剛健のイメージ
- 素材がしっかりしている分、同じサイズのカバンに比べて重い
TUMI ALPHA BUSINESS 26141DHの重さは約2Kgあります。カバンとしては重い部類に入りますが、しっかりと中身を守ってくれます。
酷使されてきた TUMI 26141 を写真で紹介
TUMIのビジネスバッグに対するイメージはこんな感じです。実際に6年以上の酷使に耐えてきた TUMI ALPHA BUSINESS 26141DHを写真で紹介します。
鞄の表情は、ザ・ビジネスバッグという感じ。オシャレというよりは実用に重きを置いている感じ。
大口の前面ポケットの中にはトレーサーナンバー(管理番号)のプレート。
ジッパー付きポケット、名刺入れやメモが入るサイズのポケットが2つ。それにペンホルダー。定期券や鍵を紛失しないためのキーチェーン機構があります。
写真には写っていませんが、このポケットから外にケーブルを伸ばすための小穴が左側に空いています。MP3プレイヤーを利用する際などイヤフォンケーブルだけをカバンから外に出すことができます。
前面のメインポケットの下部には小物を入れるスペース。僕は携帯用消臭アイテムを入れていました。
モバイルバッテリーを携帯される方はモバイルバッテリーを収納するのに良いサイズかと思います。
折り畳み傘やペットボトルに最適なスペース。一般的な男性用の折り畳み傘を入れるとジッパーが閉まりません。500MLペットボトルも入るけれど同じようにジッパーは閉まりません。
折り畳み傘収納スペースの内側は防水加工。鞄の中身が濡れる心配はないです。カビなどの繁殖を防ぐための通気口(排水スペース)も確保されています。
傘スペースの手前に設置された収納。小さすぎて何を入れるのか不明。飴とか入れるところ?
マチを広げていない状態でも2泊分以上の着替えを収納できる収納力があります。紙資料での説明という機会も少なくなりましたが、書類なども入れ放題です。
サイドにはマチを広げるためのジッパー。
ジッパーを開くとぐぐーんとサイズアップ!!
ここにはTUMI純正のPCケースがピッタリ入るよう設計されていました。僕は別のPCケースを使っていたので純正のPCケースは何年か前にメルカリで売ってしまいました。PCや書類を入れても崩れないように仕切りが付いています。
後部の収納スペースを反対側から撮影。縦長の何かを収納できるスペースがあります。スマートフォンとかモバイルバッテリー、Wi-Fiルータなどの薄くて長細いものを収納するために使えます。
背面収納にも薄い資料などの収納スペースとしても利用できますが、真価を発揮するのはスーツケースとの合体!
上下にジッパーがあり、どちらも開けることでスーツケースの持ち手に引っ掛けることができます。長期出張でスーツケースが必要な場合も移動がスムーズ。
6年間使った TUMI 26141DHの負傷しているポイント
毎日のように社員証を収納するために開け閉めして利用していました。5年ほど経ったある日、ジッパーのパーツが破損してしまいました。ジッパー自体の交換が必要なようだったので、太めの代替ジッパータグを付けて使っていました。
何か所かジッパータグを紛失しました。TUMIの残念な点ですが、ジッパータグが紛失しやすいです。あまり使わない後ろ部分のタグと交換して利用していました。6年間で最終的に3か所ほど紛失しました。
TUMIジッパータグは公式サイトでも販売していますが、メルカリやヤフオクなどでは1つ500円程度で販売されているようです。
前面ポケットの一部が擦れてボサボサ感が出ています。
床に触れる部分を上にして撮影。よく擦れるはずの部分ですが大きなダメージがなく、バリスティックナイロンの耐久性は十分かと思います。
壊れることはないですが、いろいろなところに当たったり擦れたりと繰り返すうちに、塗装は剥離してきました。写真は肩掛けを結合する部分のパーツ。毎日、金属同士が擦れるのでここのダメージは仕方がないでしょう。
ジッパータグの金属同士が擦れる部分も塗装が剥げます。革とバリスティックナイロンにはダメージがない分、金属塗装の剥げが目立つ感じ。
TUMI 26141DHの評価
TUMIのALPHA BUSINESS 26141DHを6年ほど酷使してみたら紹介したような状態になりました。6年間毎日使ったバッグとしては良い状態ではないかと思います。
約5万円で購入したとして1年あたり約8,300円。1月あたり約690円です。毎月690円で安心して酷使できる使いやすいビジネスバッグを手に入れられると思えば良い買い物です。
数年使っているとフニャフニャになるバッグも多いですが、若干の歪みが出ているものの、中身が少ない状態でもしっかりと自立するので多くのビジネスマンに愛されている理由が分かる気がします。
としゆき