自宅回線をフレッツ光回線からGMOとくとくBB WiMAX2+ ギガ放題に乗り換えして良かったこと、注意していることなど、これから自宅回線をWiMAXなどの無線接続に乗り換えしようと検討されている方に、僕が2年間で体験してきた事をシェアします。
現在のデータ通信環境と料金の変化
今回、ちょっと長くなってしまったので、光回線からWiMAXギガ放題+に乗り換えた結果を最初にご紹介していきます。
- スマートフォン1 7,800円 au LTE
- スマートフォン2 2,200円 楽天モバイル
- 光回線 4,000円 So-net フレッツ光
- スマートフォン1 1,500円 楽天スーパーホーダイS
- スマートフォン2 1,500円 楽天スーパーホーダイS
- WiMAX2+ ギガ放題 3,500円 自宅用
- WiMAX2+ ギガ放題 3,500円 モバイル用
通信環境の見直しで1ヵ月あたり4,000円の減額に成功しました。1年で48,000円。ちょっとした贅沢ができる金額です。スマートフォンのデータ通信をキャリアが提供するプランに依存せず、GMOとくとくBB WiMAX2+で補うことにした点が大きな減額ポイントになりました。
こうやって見ると、au LTEプランって高いですね。月に7GB以上利用して通信制限されることも多かったので、WiMAX2+ ギガ放題プランで7GB/3日間になったメリットは大きいと感じています。
フレッツ光回線をWiMAX2+ギガ放題に乗り換えた話だったはずなのに、なぜWiMAX2+ギガ放題が見直し後に2回線も契約されている点などは、この後の詳細でご紹介していきます。
WiMAXギガ放題を契約したきっかけ
自宅のインターネット環境として、So-netの光回線(フレッツ光)のマンションタイプを7年ほど利用していました。月額4,000円くらいのプランです。フレッツ光は最大で1Gbpsの高速回線と謳っていますが、僕の住んでいるマンションはVDSL方式だったので、マンション内の住人で光回線をシェアする方式でした。
それでも、解約の半年前くらいまでは10Mbps前後の速度が出ていたので不満はあるものの日常の利用に大きな支障はありませんでした。解約の半年前くらいから速度が著しく低下したり、自宅に設置しているターミナルのLEDが赤く点灯してインターネットを利用できない事が多くなりました。
赤色LEDが点灯している間は、まったく通信できない状況が続きました。
最初の内は、1日1時間程度。最後の方にはほぼ1日利用できない日が連続発生していました。遅いのは我慢できますが、通信できないのは我慢できなかったので、ヘルプデスクに連絡して回線調査をしてもらったけど問題なしの回答。ターミナル自体の交換をしたけれど、効果はなしでした。
繋がらないタイミングで機器のステータスや経路情報を収集して、正常時との差分を比較したところ、繋がらないときはマンション内から通信が外に出ていない可能性が高いように見えました。この頃には1日のうち大半はインターネット接続できない状況になっていました。
機器のステータス、経路情報(traceroute)を数日分取得して時系列の推移をまとめた資料をSo-netのヘルプデスクに送付したところ、添付ファイルはセキュリティの観点で受け付けない。ベンダー側での回線調査に問題はない。という主張を繰り返しされるだけだったので、解約を決意できました。
過去に経験したサポートの中で、So-netがナンバーワンの糞でした。
ヘルプデスクに問合せをしてから1か月以上が経過し、僕がここまでに確認した調査で、マンション内のVDSL設備に何らかの異常がある。もしくはマンション内に敷設された回線のキャパシティをオーバーする状況が発生している可能性が高いと推測しました。
そのため、マンション内のVDSL装置を利用しない接続を選択しないと、別の回線に乗り換えても同じ事が生じる可能性が高いと判断しました。
- 光接続などの有線接続はNG(マンション内の回線装置が絡むので)
- 複数端末で同時に動画視聴できるくらいの速度が出る
- 通信量は1ヶ月あたり50GBは欲しい(1日平均1.6GB)
WiMAX2+ ギガ放題を利用して感じたメリット
光回線のように据え置き回線ではないので、WiMAX用のモバイルWi-Fiとしても利用できるのが最大のメリット。モバイルWi-Fiとして活躍しれくれる分、スマートフォンのキャリアに支払う通信料金を削れます
回線選択の条件をクリアしているプランとしてGMOとくとくBB WiMAX2+ ギガ放題を選択しました。3日間で10GB(トータル通信量の制限なし)という条件で月額3,480円。So-net 光 マンションプランが月額4,000円ほどだったので、結果的に通信コストの削減にも貢献しました。
通信速度も光マンションタイプ利用時の10Mbpsから60Mbps以上が安定して出るようになり、速度のストレスからも解放されました。
スマートフォンのデータ通信プラン月7GB(au LTEプラン)で契約していましたが、外出時もモバイルWi-Fiで通信できるようになったため、スマートフォンの通信プランを月2GBに変更しました。これによりスマホの通信料金が月6,300円も下がり、WiMAX2+ ギガ放題の料金を払ってもお釣りが生じるようになりました。
WiMAX2+ ギガ放題を利用して感じたデメリット
最大のデメリットは通信データ量の制限です。3日間で10GBとキャパシティは大きいのですが、どうしても通信制限を受けてしまうタイミングがあります。
WiMAX2+ ギガ放題の利用を開始して最初にやらかしたことは、利用開始5日で1ヵ月の速度制限を受けてしまった事です。ギガ放題という名称でも制限(3日間で10GB)があることは理解していましたが。しかし、ハイスピード+(LTE通信)での通信が1か月で7GBという事を理解していませんでした。
何も考えす早い方が良いだろうとハイスピード+に設定して利用していたら、5日程で激遅通信が発生。お問合せ窓口に聞いて、初めて理解しました。
なので、最初の1ヵ月は3週間ほど制限付きで利用することになりました。
- ハイスピードモードの通信は、3日間で10GBを越えてたら1日だけ制限
- ハイスピードプラスモードの通信は、1ヵ月間の累積で7GBを超えたら通信制限(翌月まで)
僕がハイスピードプランの通信制限基準となる3日で10GBに抵触してしまいやすいタイミングは以下です。
- Windows10の大型アップデート
- スマートフォンのアップデート
- パソコンソフトウェアのアップデート
- Amazon Primeで映画を何本も鑑賞した時
Wimdows10の大型アップデートはデータサイズが5GBを超えることもあるので恐ろしいです。また、スマートフォンのアップデートも侮れません。スマートフォンのアップデートファイルをダウンロードしようとしたら、3GB程度のファイルサイズがあったこともあります。
通信制限に対する対応
通信制限が課された環境でもウェブサイトを閲覧する程度の通信なら大きなストレスなく利用ができます。ただ、動画やウェブサイトをサクサク閲覧したいという場合には不向きです。特に18:00以降の夜間はさらなるストレスが課されることになりました。
通信制限に対する解決策として、WiMAX2+ ギガ放題の契約を追加しました。ギガ放題2台体制です。これにより3日間で合計14GBまで耐えることができます。
利用料金の面でもWiMAX2+ ギガ放題を2回線を加味して 1ヵ月あたり4,000円の減額になっているので、お財布にも優しい内容に仕上がりました。
1台目は宅内用とモバイル用途のハイブリッド端末 Speed Wi-Fi NEXT W05を契約。
もう1台は通信の安定を目的に据え置きのWiMAX HOME L02を利用しています。
利用しているパソコンやスマートフォンの優先する接続先を別々の機器に設定しているので、基本的にはどちらも通信制限を超えることはないです。
ただ、6GB近い通信が生ずるWindows10の大型アップデートだけは未だに脅威です。
僕と同じようにマンションVDSL方式にお住まいで回線のスピードアップを目指したい方やスマートフォンのデータ通信プランに不満がある方は、WiMAX ギガ放題にすると少し幸せになれるかもしれません。
この機会に回線を見直してみようという方は、大型キャッシュバックキャンペーンの今がチャンスです。