日本IBMがAI Watsonを利用した第二の人生(セカンドライフ)を迎えるにあたり適した職業を診断するアプリを公開しています。本来は高齢者が次の仕事を探す際の参考にするものですが、試しに診断してもらいました。
目次 非表示
Watsonの第二の人生の適職診断
この適職診断に利用されている元データは、さまざまな職種の男女2,887人にインタビューを行った結果をインプットデータとして、人工知能Watsonに与えたものです。
適職診断の中で質問される内容を元に蓄積されたデータと比較、照合、分析をして、適していると思われる仕事を導き出してくれます。
Watsonの適職診断はスマートフォンのみ対応しています。下記のリンクをスマートフォンでアクセスしてください。パソコンでアクセスした場合にはスマートフォンでの接続を促すQRコードが表示されます。
参考 MEET YOUR SECOND LIFE日本IBM適職診断を実施する前には10分弱の時間を確保しておきましょう。即答していっても5分ほどを要しました。悩みながら回答していると10分以上は必要になります。途中保存できないのでご注意を。
スマートフォンでWatsonの適職診断サイトにアクセスします。
音声での回答、もしくはテキストでの回答を選択できます。
まず初めに5段階で回答する質問がいくつか投げられます。サクサクっと答えられる部分。
5段階
テキスト、もしくは音声入力で回答する質問が投げられます。回答には15文字以上が必要です。回答内容よって、背面の青色が変化していくのが面白いです。
「はい」で答えると、趣味について質問がありました。
ここまでの回答で適職診断が開始されます。数秒レベルですが回答が表示されるまで待ちましょう。
Watson適職診断の結果
適職診断は性格の傾向が関与している部分が大きいようで、最初に性格の傾向が示されます。
この5つの分野(知的好奇心、誠実性、協調性、感情起伏、外向性)は、誰の診断結果でも同じなのでしょうか。5つのカテゴリで分類してスコアリングしているのか、それともこのカテゴリ自体が回答内容によって変化するかは不明です。
僕の場合、最も濃く大きのが知的好奇心、次点が協調性という感じでしょうか。個人的に協調性があるように感じてないです。
ビール職人に俺はなる!…のか。
診断の結果、ビール職人が適職だとIBMのAI「Watson」は導き出しました。診断の中で一度もビールやアルコールについて出題されなかったのに、意表を突いた結果を出してくるあたり、Watsonの裏読み力は計り知れません。
ビールというより、アルコールは月に1度くらいしか飲まないので、そんな僕でも毎日飲みたくなるようなビールを作る職人を目指せという意味でしょうか。
次点の「農家」には以前から少し興味があった仕事です。JAの下請け農家みたいなのじゃなくて、IT業界の知識を活かせる農法に興味があります。
本当に適しているかは別として、全体的に興味のそそる職業が挙がってきました。セカンドライフを見据えた転職という意味での参考に利用してみてはいかがでしょうか。
次の連休にビール工場の見学を予約しておきました。