551の愛称でお馴染み551蓬莱の豚まん。大阪なんばにある551蓬莱からマクドナルドを挟んで北側に「蓬莱本館」というお店があります。この蓬莱本館でも豚まんが販売されていますが、551蓬莱とはレシピが違うんだそうです。今回は大阪人でも知らない人が多い551蓬莱と蓬莱本館の違いについてシェアします。
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ルーツは同じ会社
551蓬莱と蓬莱本館。この2つのお店、元々は蓬莱食堂というお店でした。1962年に発生した火災をきっかけに、のれん分け的に3つの店舗に独立したそうです。のれん分けして誕生したお店は、蓬莱角店、蓬莱中店、蓬莱別館の三店舗。
蓬莱角店が現在の551蓬莱、蓬莱中店が現在の蓬莱本館に当たります。蓬莱別館は現在、飲食店経営からは撤退してビル経営を行っています。
MEMO
区画の角にあったお店が蓬莱角店、区画の中ほどにあったお店が蓬莱中店という覚え方をすると頭に入りやすいです。のれん分けで独立した店舗を整理すると、この3店舗です。
- 株式会社蓬莱(551蓬莱)
- 株式会社蓬莱本館
- 株式会社蓬莱別館
飲食店経営から撤退した蓬莱別館以外は豚まんを販売しています。元は同じ蓬莱食堂ですが、味も見た目も異なります。また、主力の販売ルートも異なっていることが分かりました。
- 冷凍の豚まんを扱っていない
- 通販や持ち帰りはチルド商品のみ
- 各店舗で手包みした作り立て豚まんが主力商品
- 生産拠点から生地を店舗に配送できるエリアにのみ出店
- 冷凍の豚まんを販売している
- 持ち帰りは冷凍、チルドに対応
- 冷凍、冷蔵の豚まんが主力商品
- 成城石井や楽天市場でも販売している
どちらの店舗もオンライン販売、店頭販売をされていますが、551蓬莱は店舗での販売が中心。大阪を中心に兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県にしか店舗は展開していない。蓬莱本館は新大阪駅や関西空港、成城石井などでの販売が中心という違いがあります。