PowerPointでプレゼンテーションをする時に「発表者ツール」を使っているのですが、新型コロナウィルスの影響でオンライン開催される事も多くなり、teamsを使ったウェブ会議で発表者ツールを使う方法を探しました。結果、単純にいつもと同じ手順で良かったのですが、戸惑う部分もあったのでシェアします。
PowerPointの発表者ツールとは
Office 2013以降で利用できる機能です。プロジェクターが外部ディスプレイに接続してスライドショーを開始すれば自動的に「発表者ツール」を利用できます。
発表者ツールを使うと、PowerPointのノートに書きこんだメモや、レーザープリンター、蛍光ペンなどが使えるのでプレゼンが少し楽になります。
Teamsで発表者ツールを使う方法
会議で利用したいPowerPointファイルを開いておきます。これはTeamで会議を開始したあとでもOKです。
Officeの設定をダークモードにしているので、画面が黒っぽくなっています。ダークモードへ変更する方法は、下記の記事で紹介しています。
Microsoft Officeにダークモードを設定する方法普段と同じようにTeamsを起動して会議を開始します。
会議メニューバーから「共有」をクリックします。四角に上矢印のあるアイコンです。
起動中のアプリケーション一覧が表示されます。ウィンドウのカテゴリから表示したいPowerPointの資料を選択します。ここが肝です。デスクトップを選択すると発表者ツールまで参加者に見えてしまいます。
TeamsでPowerPointのウィンドウが画面共有できたら、普段のプレゼンテーションと同じように、スライドショー表示に変更します。
PowerPointのスライドショーを右クリックしてメニューから「発表者ツールを表示」を選択します。
発表者ツールの操作が可能になったことを確認しましょう。この発表者ツールの画面は参加者には見えません。
参加者には共有中の別ウィンドウに表示されたスライドショーが表示されています。
発表者ツールに慣れると「利用なし」は考えられない
このPowerPointの発表者ツール。Office2013で導入された機能ですが、一度使ったら手放せません。まだ使ったことがない人は、ぜひ使ってみてください。
- ページ遷移前に次のスライドが確認できる
- 予め登録しておいたメモ(ノート)を表示できる
- プレゼンテーションの経過時間が表示できる
- レーザーポインター、蛍光ペンといったツール
言いたいことメモ(ノート)を確認しながら喋れる点、レーザーポインターの機能は便利です。マウスカーソルのサイズを極大にしてプレゼンに臨まなくても、ボタン1つで見やすいカーソル(レーザーポインター)が利用できるんです。
使ってみるとめちゃくちゃ便利なので、まだ使ったことがない人はぜひ使ってみてください。