近鉄高田市駅の周辺を歩いていると、駅からすぐの場所に気になるラーメン店を見つけました。奈良県大和高田市にある「千夢 本店」です。今回注文したのは、お店の名前を冠した「千夢ラーメン」と「ねぎチャーシュー丼」。醤油を基調としたスープに背脂が浮かび、尾道ラーメンを思わせる、私好みの一杯でした。近鉄高田市駅から徒歩約1分という便利な立地に加えて、早朝から営業している少し珍しいお店です。店内の様子や注文方法、実際に食べた料理の感想を紹介します。
千夢 本店があるのは、奈良県大和高田市の近鉄高田市駅前。駅からは徒歩約1分で、電車を降りてからほとんど迷うことなく到着できる距離です。駅から近いため、大和高田市内を訪れた際はもちろん、近鉄南大阪線を利用した途中下車の旅にも組み込みやすい立地だと感じました。地方都市でラーメン店というと、自動車でなければ訪れにくい郊外型の店舗も少なくありません。その点、千夢 本店は電車で立ち寄りやすく、お酒を飲んだ後や車を運転しない日の食事にも利用しやすそうです。
千夢 本店の特徴のひとつが、一般的なラーメン店とは少し異なる営業時間です。夜まで営業するのではなく、早朝からお昼過ぎまでを中心に営業しています。朝からラーメンを食べる「朝ラー」が好きな方にとっては、貴重な選択肢になりそうです。一方で、夕方や夜に訪れると営業を終了している可能性があるため、訪問前に最新の営業時間や営業日を確認しておくのが安心です。朝食としてしっかり食べたい日や、少し早めの昼食を取りたい日に向いています。私が訪れた際も、駅前という利便性と独特の営業時間を生かしたお店だと感じました。
店内はカウンター席が主体です。一人でも入りやすく、料理を待つ間も気兼ねなく過ごせる、ラーメン店らしい座席構成になっています。奥のほうには少数ながらテーブル席も用意されていました。友人や家族など、複数人で訪れて同じテーブルを囲むこともできます。外から見た印象よりも店内には奥行きがあり、席数も比較的多めです。駅前のコンパクトなお店を想像して入ると、意外にゆとりがあると感じるかもしれません。
千夢 本店では、最初に券売機で食券を購入してから注文するスタイルです。口頭で注文して会計する方式ではないため、入店後はまず券売機で食べたいメニューを選びます。券売機で利用できるのは、1000円札と小銭です。キャッシュレス決済を前提に訪れるのではなく、現金を用意しておいたほうがスムーズでしょう。手元に高額紙幣しかない場合は、店員さんに伝えると両替してもらえます。私が訪れた際も丁寧に対応されており、券売機の利用に困ったときは声をかけやすい雰囲気でした。
店員さんの接客は丁寧で、初めての訪問でも落ち着いて利用できました。注文方法が分からない人や、券売機で両替が必要になった人にも、きちんと対応してもらえそうです。店内は清掃が行き届いており、カウンター周辺にも清潔感がありました。ラーメン店は油を扱うため、どうしても床やカウンターのべたつきが気になることがありますが、千夢 本店ではそのような不快感はありませんでした。食事のおいしさだけでなく、店内を気持ちよく利用できるかどうかも再訪を考えるうえで大切です。その点でも、私は好印象を持ちました。
入店して少し気になったのが、店内にほのかに漂う木のような香りです。建物の築年数が比較的新しいためなのか、壁や内装に使われている素材の影響なのかは分かりません。ただし、飲食店で気になるような悪い臭いではありません。木材を使った新しい建物に入ったときのような、かすかな香りでした。
香りの感じ方には個人差がありますが、私は清潔な店内の印象とも重なり、落ち着いて食事ができる空間だと感じました。

今回、私が注文したラーメンは、お店の名前が付けられた「千夢ラーメン」です。初めて訪れるお店では、特徴をつかみやすい基本メニューを選ぶことが多く、今回も標準的な一杯を注文しました。スープは醤油系で、表面には背脂が少し浮かんでいます。醤油の風味と背脂のコクが合わさった味わいから、私は尾道ラーメンを思わせる一杯だと感じました。
もちろん、本場の尾道ラーメンとまったく同じという意味ではありません。しかし、醤油スープと背脂を組み合わせた方向性には共通するものがあり、この系統のラーメンが好きな私には好みの味でした。背脂が使われていると聞くと、かなり重たいラーメンを想像する人もいるかもしれません。千夢ラーメンは、背脂の存在感がありながらも、醤油スープの味を楽しめるバランスに仕上がっています。
千夢ラーメンを見て、まず驚いたのがチャーシューの多さです。お店の標準的なラーメンを注文したつもりでしたが、一般的なラーメン店のチャーシュー麺に近い量が盛り付けられていました。チャーシューは単に枚数が多いだけでなく、味もしっかりしています。肉を食べた満足感があり、通常メニューでもチャーシューを十分に楽しめました。
チャーシュー麺を注文しようか迷っている人は、まず千夢ラーメンの盛り付けを確認してみてもよいでしょう。標準メニューでも、一般的なラーメンよりチャーシューを多めに食べられる可能性があります。チャーシューが好きな私にとって、このボリュームはうれしいポイントでした。醤油と背脂のスープにもよく合い、最後まで飽きずに食べられます。
具材のなかで印象に残ったのが、モヤシの食感です。火が入りすぎて柔らかくなった状態ではなく、シャキシャキとした歯触りが残されています。醤油と背脂によるコクのあるスープのなかで、モヤシの軽快な食感がよいアクセントになっていました。麺やチャーシューの合間に食べると、口の中の印象にも変化が生まれます。
ラーメンでは脇役として扱われることの多いモヤシですが、調理状態によって一杯全体の印象は大きく変わります。千夢ラーメンでは、モヤシの食感まで丁寧に仕上げられていると感じました。

ラーメンだけでなく、ご飯ものとして「ねぎチャーシュー丼」も注文しました。チャーシューとねぎを一緒に味わえる、ラーメンとの相性を意識した一品です。
千夢ラーメンにもチャーシューが多めに入っているため、ねぎチャーシュー丼と組み合わせると、かなりしっかりと肉を楽しめます。食事量を控えめにしたい人には多く感じられるかもしれませんが、お腹を空かせて訪れた日には満足感のある組み合わせです。麺だけでは少し物足りない人や、ご飯も一緒に食べたい人には候補になるでしょう。ラーメンのスープを味わいながら食べる丼ものには、単品とは異なる魅力があります。

訪問時には、サービスとしてねぎチャーシューも提供していただきました。こうしたちょっとした心遣いがあると、食事の満足感だけでなく、お店に対する印象もよくなります。ねぎの風味とチャーシューのうま味は相性がよく、そのまま食べるのはもちろん、ラーメンと一緒に味わっても楽しめます。
ねぎチャーシュー丼に使われているものと同じだと思います。ねぎチャーシュー丼の載せて具材山盛りでいただきました。なお、サービスの内容は訪問時期や当日の状況によって異なる可能性があります。常に提供されるものとは限らないため、今回の訪問時の体験として参考にしてください。
現地での雰囲気や詳細な感想は、私のGoogleMapレビューにもまとめています。場所の確認や他の訪問者の口コミとあわせて参考にしてください。
参考 千夢 本店のGoogleMapレビューGoogleMap
カウンター席が中心のため、一人でふらりと立ち寄りやすいお店です。駅から近いこともあり、仕事や用事の前後に短時間で食事を済ませたいときにも利用しやすいでしょう。その一方で、奥にはテーブル席もあります。座席数には限りがあるものの、家族や友人と訪れて、同じテーブルでラーメンを食べることも可能です。
外観だけでは店内の広さが分かりにくいかもしれませんが、一人客だけを対象にした狭い店舗ではありません。時間帯を選べば、複数人での訪問も検討できます。
千夢 本店は、早朝からラーメンを食べたい人にとって魅力的なお店です。一般的なラーメン店がまだ開店していない時間帯にも利用できる可能性があります。朝からしっかり食べたい人だけでなく、夜勤明けの食事や、休日の外出前に腹ごしらえをしたい人にも合いそうです。
ただし、お昼過ぎには営業を終える独特の営業時間であるため、一般的な昼食時間より遅くなる場合は注意が必要です。せっかく駅まで足を運んだのに閉店していた、ということがないように営業時間を確認しておきましょう。
私が千夢ラーメンを食べて感じた最大の特徴は、醤油系スープと背脂の組み合わせです。尾道ラーメンのような味わいが好きな人であれば、興味を持てる一杯ではないでしょうか。加えて、標準メニューでもチャーシューが多く、シャキシャキとしたモヤシの食感も楽しめます。単にスープだけでなく、具材を含めた全体の満足感が高いラーメンでした。
大和高田市周辺で醤油系のラーメンを探している人や、チャーシューをしっかり食べたい人には、候補に加えてほしいお店です。
奈良県大和高田市の「千夢 本店」は、近鉄高田市駅から徒歩約1分という便利な場所にあるラーメン店です。カウンター席を中心に、奥にはテーブル席もあり、一人でも複数人でも利用できます。今回食べた千夢ラーメンは、醤油系スープに背脂が浮かぶ、尾道ラーメンを思わせる私好みの味でした。標準的なラーメンでありながらチャーシューが多く、シャキシャキとしたモヤシの食感も印象に残っています。
店員さんの接客は丁寧で、店内の清掃も行き届いていました。食券制のため1000円札か小銭を用意しておくと便利ですが、高額紙幣しかない場合は店員さんに両替をお願いできます。
早朝からお昼過ぎまでという特徴的な営業時間のため、朝ラーや早めの昼食にも向いています。大和高田市で醤油系ラーメンを探している方は、近鉄高田市駅で途中下車して訪れてみてはいかがでしょうか。
