iPhoneで撮影した写真がWindow10で表示できないときの対処

iOS11以降のiPhoneで撮影した写真は「.heic」という形式で保存されます。このheic形式はWindowsの標準設定では閲覧することができません。今回は、heic形式の画像をWindows10で表示する方法をシェアします。

MEMO
heic形式(HEIC/HEIF形式)はiOS11で採用された新しい写真フォーマットです。高画質な画質を維持しつつファイルサイズは従来より抑えられる規格ですが、新しい規格なので、まだまだ対応していない機器が多いです。

iPhoneの「.heic」形式の写真を表示する

方法は簡単です。.herc形式を表示するための拡張機能が、Microsoft Storeからダウンロードできます。では、順を追って説明します。

HEIC形式を利用するための拡張機能インストール手順

HEIF画像拡張機能をインストール

下記のリンクからMicrosoft Storeにアクセスして、HEIF画像拡張機能をインストールする。

参考 HEIF画像拡張機能

.heif形式の画像ファイルを閲覧できることを確認する。

iPhoneで撮影した画像がWindows10上で閲覧できることを確認する。

注意
拡張機能をインストールした端末ではHEIF形式の画像を閲覧できます。但し、メール等でHEIF形式のファイルを送信した場合、送付先の環境では画像を閲覧できない可能性があります。画像を共有する場合には、ファイル形式の変換、もしくはiPhoneの保存設定をJpeg形式に変更しましょう。

HEIF形式について

2017年9月にリリースされたiOS11やmacOS High Sierraで採用されたファイル形式です。正式にはHEIFフォーマット(High Efficiency Image File Format)と呼ばれます。

HEIF形式のメリットとデメリット

HEIC形式で保存された画像はJPG形式よりも少ないデータ容量で解像度の高い画像を保存できるメリットがあります。

その反面、普及が進んでおらず、HEIC形式を利用できない画像編集ソフトが多くあります。フリマアプリのメルカリもHEIC画像はサポートしていないので、HEIC形式で保存している場合には、JPGなどに変換するという手間が必要です。

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