PATHが通っていない時にPythonの環境変数(PATH)を設定する方法

Pythonをインストールする際に、PATHの設定を忘れてしまった。そんな際には手動で設定する必要があります。今回は、このPythonのPATHを設定する方法をシェアします。

Pythonの環境変数(PATH)設定手順

Pythonがインストールされたフォルダを確認

PATHを設定する際に、Pythonがインストールされているフォルダのパス情報が必要になります。そのためPythonをインストールしたフォルダを開いておきます。

Python39のデフォルトインストール先

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python39

としゆき

AppDataフォルダは標準で隠しフォルダになっているので、見つからない場合は隠しフォルダを表示する設定に変更するか、直接パスを入力してアクセスしてください。
システムの詳細設定

システム > 詳細情報 ページを下にスクロールして表示される「システムの詳細設定」をクリックします。

Pathの編集をクリック

システム環境変数の中から「Path」を書かれた変数を探して「編集」のボタンをクリックします。

PythonのPATHを登録する

右上の「新規」ボタンをクリックして、最初の手順で開いたフォルダのパスをコピーを登録します。登録後、環境変数名一覧に登録したPATHが追加されていることを確認します。

pipのPATHを登録する

Pythonのパッケージインストールに利用するpip.exeも登録しておきます。ほぼ必ず使う機能です。Pythonフォルダ内にScriptというフォルダがあるので、フォルダのパスをコピーして環境変数に登録します。

登録情報の確認(Python)

設定が正常にできたか確認します。コマンドプロンプトを起動して、インストールされているPythonのバージョンを確認するコマンドを入力します。

確認コマンド
python -V

としゆき

「-V」は大文字なのでご注意ください。

登録情報の確認(pip)

Pythonのバージョン確認と同じように、pipのバージョン確認コマンドを実行して正常に動作するか確認します。

確認コマンド
pip -V
設定確認完了

Pythonとpipのバージョンが正常に表示されれば、環境変数の設定が完了です。

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