スピーカー付きmicro:bit用電池ボックス TFW-BT3の購入レビュー

micro:bit(マイクロビット)は小型ながらもコンピュータ。パソコンと同じように電気で動きます。

本体にバッテリー機構はなく、ノートパソコンやスマートフォンのように本体だけで動かすことはできません。パソコンに繋いでいる間はパソコンからUSBケーブル経由で電気が供給されるので動きますが、出来上がったプログラムをパソコンから転送して動かそうとしても、micro:bit本体だけでは動かないのです。

今回は、micro:bitを長時間動かすために単4乾電池2本を搭載できる電池ボックスを購入したのでシェアします。

電池ボックスの接続タイプと電池の種類

micro:bit用のバッテリーボックスは幾つかの種類が販売されています。大きく分けて2種類のバッテリーボックス(ユニット)に分類できます。

  • 本体と電池ボックスをケーブルで繋タイプ
  • 本体と電池ボックスを端子で繋ぐタイプ

どちらのタイプも電池(バッテリー)は、モバイルバッテリー、乾電池、ボタン電池の3種類が販売されています。今回は本体と電池ボックスを端子で繋ぐタイプでバッテリーに単4乾電池を利用できるものを購入しました。

購入した商品

購入を決めたポイント
  • スピーカー付きの電池ボックス
  • micro:bit本体との接続にケーブル不要(バネプラグ直結)
  • 単4電池なので交換が容易(電池切れでも交換だけ)
  • ボタン電池よりも長時間動かせる
  • ウェアラブルデバイスのように扱える機構がある
  • 電源スイッチがありON/OFFが簡単
  • 通電状態を確認できるLEDライトがある

電源ケーブルで電源ボックスと繋いで利用するのは正直なところ邪魔だしケーブルがだらっとして見栄えも悪いです。すっきりとした見た目に仕上がるプラグ接続タイプをオススメします。

スピーカー付き電池ボックス TFW-BT3

ここからは実際に購入した電池ボックス「TFW-BT3」の写真と合わせて紹介していきます。

シンプルな見た目ですっきり

パッケージの中身はこれだけ。説明書も添付されていません。

基盤はmicro:bitと同じ系統の色。合体させた時にしっくりとしてくれます。

接続は簡単。micro:bitと電池ユニットに記載されている表示が合うように接続するだけ。

接続したところ。本体、電池、スピーカーで一体感のあるボディになりました。余計なケーブルもなくてスッキリしているのが嬉しい。

独自機構のバネプラグは一長一短

販売している会社が特許出願しているバネプラグという機構を利用してmicro:bitと接続する仕組みです。余計なケーブルも不要。ネジやドライバーも要らずにmicro:bitと接続できる素晴らしい設計思考です。

ただ、使ってみて良いと思った点と残念な点があります。

まずは残念な点を2つ。バネプラグでしっかりと固定される位置まで押し込むと、微妙に並行より深く押し込まれます。写真で見ても、なんとなく右側が下がっているのが分かります。このアンバランス感、ちょっとイライラします。

また、バネプラグを外す際もバネが伸びるので壊れるんじゃないかと不安な気持ちになります。ネジを使わないので子供向けという謳い文句でしたが、子供が何も考えず力一杯引っ張ると壊れそうな気がします。この2点が残念な点。

良い点は、バネプラグが動く(曲がる)ので上の写真で「コの字型」になっている部分が開きます。なので、micro:bitの裏面にあるリセットボタンをスムーズに押すことができます。

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リセットボタンを使うことって滅多にないんだけどね。

乾電池の収納機構が使いやすさ抜群

単4電池が2本搭載できます。電池側面のプラスチック部分が切り込みされていて、電池交換時にスムーズな作業ができきるように設計されています。

電源ボタン周りの仕組みも優秀

電池ユニットに通電ON/OFFのスイッチが設けられています。利用する度に、micro:bitとの接続端子を抜き差しする必要がないので本体の端子を傷めることもないです。

電源スイッチをONにすると電池ユニット右側に設置された通電確認上LEDが発行します。スイッチのON/OFFだけではく、LEDでも通知される仕組みは嬉しいです。

電池を含む重量は50g以下

micro:bit、電池ユニット、エネループ単4電池の合計値。50グラムを切る数値で扱いやすい重さです。

https://yukishi.com/wp-content/uploads/2019/10/face-002.png

このユニットを利用して作ってみたいものがあるので、出来上がったらご紹介しようと思います。

この製品の評価
創作意欲への刺激
(4.0)
デザインの美しさ
(3.0)
値段
(3.0)
使いやすさ
(4.0)
総合評価
(3.5)

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