忙しすぎて勉強する時間なんて作れないよ。なんて人も多いかと思います。大学に籍をおくことの目的は学業ですが、それ以外にも得られる金銭的なメリットがあるんです。今回は、大学に籍をおくことで僕が得られた金銭的メリットをシェアします。
社会人でも大学に在籍できる
フルタイムで働く社会人が、普通の学生と同じように通学するのは無理です。なので、在籍するには通信制の大学を選択することになります。今回は日本で最も有名な通信制大学の放送大学の学費をベースに紹介します。
としゆき
大学に在籍するために必要なコスト(支出)
- 入学料(学生種類により異なる)
- 授業料(2単位で11,000円)
入学料(入学金)は、その名の通り入学する際に必要になる費用です。放送大学の場合、3種類(全科履修生、選科履修生、科目履修生)の学生種類があります。学割メリットを得るために在籍するなら、全科履修生を選びましょう。
授業料は1科目(2単位)に11,000円が必要です。短期間で卒業するために、がっつり受講するぞ!という場合には、1年毎の学費は多くなりますが、仕事をしながら学習していくなら、たくさんの科目を1年で履修することは難しいです。1年で1科目を履修するペースなら、11,000円が必要な学費になります。
1年あたり1科目の履行で4年間在籍した場合の学費は次のようになります。1科目は講義15回で構成されている事が多いです。
4年間の学費は68,000円になりました。学費は年度毎に支払えばよいですが、初年度は入学金も含まれるので35,000円が必要です。1年で均等割すると17,000円。学割で17,000円以上の金銭的メリットが得られるかという点が損益分岐点になります。(授業を受けるというメリットは度外視して)
としゆき
学割が使える製品やサービス(節約)
どれだけ節約できるかを紹介していきます。いろんなサービスの価格改定などもあって過去実績ベースでは試算しにくかったので、現在の価格ベースに4年間学割を利用した場合にどれだけ節約できるかという考えで試算しています。
MacBook Pro 13インチの1.4GHz、256GBモデルを購入しました。Appleストアでは、159,800円で販売されています。Apple製品は家電量販店でも値引販売をしていないのでポイント還元の5〜10%引き程度が値下げの限界幅。
これが学生料金なら、いつでも149,800円で購入できます。この値引きで10,000円が節約できます。4年に1度買い替えするとして、4年間で10,000円の節約です。
としゆき
Creative Cloud コンプリートプランの利用料金は1年で47,750円。個人利用のサブスクリプションとしてはクソ高いです。これが、学生・教職員向け(アカデミック版)なら、35,760円で購入できます。
アカデミック版が利用可能になったことで年間11,990円の節約。4年間で47,960が節約できます。
2019年2月の値上げで年間4,900円の会費になったAmazonプライム。Amazon Prime Videoをよく利用するし、送料も無料になるで価格設定には文句がありません。でも、学生だと半額の2,450円で利用できるんです。
学生向けのAmazon Primeは、Amazon Prime Studentというサービス名。会費が安いから劣化サービスという訳でもなく、逆に本を購入した際に購入価格の10%がポイントバックされるという特典があります!
Amazon Prime Studentに切り替えて、年間2,450円の節約。4年間で9,800円の節約ができます。
観光地を訪れた際に、学生料金が設定されている施設があります。寺院などではあまり見かけないですが、いくつかの博物館で学生料金が設定されていました。数百円の違いですが、少しだけお得に観光できます。
仮に、2ヶ月に1度のペースで400円の学割を受けれる施設を訪問するとして、年間2,400円。4年間で9,600円の節約です。
放送大学の学生もOffice製品の学生向け提供サービス「ウチダのOffice学割」が利用できます。Office 365 Soloの年間サブスクリプションが12,000円。4年で48,000円です。ウチダの学割を利用すると4年で18,480円と29,520円も節約できます。
節約できた金額
4年間で節約できた金額を整理すると、次のようになります。4年間で7万円なので、あんまり節約できてないですね。あくまでも学割はオマケ要素なので、講義を受けて学べて更に7万円キャッシュバックと捉えれば、めっちゃお得かと。
学割云々だけじゃなくて放送大学って、社会人になったけれど、勉強したい!!っていう人にはめっちゃオススメです。逆に高校卒業した次のステップとしては向いていない。
大学って知識を学ぶ場所でもあるけれど、友人関係を築く場所としても大切な場所です。そこそこ年齢を重ねると、友人たちもそれぞれの就業先で役職がついてきて、学生時代の関係が役に立ったりすることもある。特別な理由がない以外は、ちゃんと通学できる大学に通った方が絶対に良いです。
僕の場合は、卒業目的というよりも「英語をちゃんと勉強し直したい」という目的だったので、こんな科目を履修してきました。
- 英語事始め(A Fresh Start in Learning English)
- 耳から学ぶ英語(Learning English by Listening)
- 英語で描いた日本(Talkin’ about Japan )
としゆき