難波周辺で仮眠できる施設と聞いて、どんな場所を思い浮かべますか? 王道のネットカフェだけではなく、サウナ、スーパー銭湯なんて選択もありかもしれません。今回はちょっと王道から逸れた、安心して仮眠のできる進化系ネットカフェの情報をシェアします。
仮眠スポット選択の条件
冒頭でも挙げたネットカフェ、サウナ、スーパー銭湯で仮眠をする場合、完全に隔離された個室という訳にはいかないですよね。
ネットカフェなら半個室になるし、サウナ、スーパー銭湯だとほぼフリースペース。貴重品などの盗難というリスクを抱えて仮眠することになります。そんなリスクを抱えて気持ちよく仮眠なんて出来たものじゃありません。
仮眠してて貴重な書類を紛失しました!なんて言えないし。
仕事中に仮眠する人は、めっちゃ希少種だと思いますが、夜勤明けで帰宅前に仮眠したり、ぶっ通しの作業で少しだけ仮眠したいなんて場面はありそうですよね。
ネットカフェでもホテルでもない空間
大阪メトロなんば駅から徒歩3分にリッチに、24時間営業でマンガ喫茶(ネットカフェ)とホテルを混ぜて割ったような空間がありました。
潜入レポートの前に、まずはネトマルのイメージムービーで雰囲気を感じてください。お店の雰囲気や設備を感じるための情報が詰まったムービーに仕上げられています。
- 利用料金が安い
- 完全個室でセキュリティが高い
- シャワーや洗濯機も利用できる
- 各部屋にパソコン設置、wi-fi利用可能
- 利用時間中の外出が自由
- レンタルウェアもあるのでスーツなどで来店もOK
個室タイプで6時間で税込1,590円と、かなり良い価格設定。なんば駅周辺のマンガ喫茶(ネットカフェ)の利用料金と同価格帯で、個室フルフラットが利用できるのは嬉しいところ。
1週間の長期滞在プランの場合、税込20,990円。こちらもユースホステルを意識した価格設定で、十分に価格競争力を感じる設定価格です。
実際にネトマルを利用して感じたこと
ここからは、実際に潜入して感じたことを紹介していきます。
近鉄ビル内に出るエスカレーターから地上にでて北上していきました。
僕と同じように南側から向かう場合は、吉野家の手前を左折してください。GoogleMapでは徒歩4分と出てますが、人の流れが遅かったので5分ちょいかかりました。
ネトマルを探しながら歩くと見落とします。カラオケJOYSOUNDと同じ入り口なので、このJOYSOUNDの入口に入って、エレベーターで4階の受付に向かいます。
僕は気がつかずに通り過ぎてしまいました。
ネトマルには一般的なネットカフェにある下記2つがありませんのでご注意ください。
- マンガは置いていない
- フリードリンクではない
ネトマルの利用にはメンバーズカードが必要。受付で免許証などを提示すればサクッと作成してくれます。フロントに人がいないときは、呼び出しベルを押すとすぐに出てきてくれます。
発行されたカードがこれ。チェックインした部屋のカードキーとしても利用します。プラスチック製のしっかりとしたカードです。
チェックイン&チェックアウトに利用する端末。ルームタイプや利用時間を入力して支払いをすれば、メンバーズカードに部屋の情報が登録されます。支払いは現金とクレジットカードに対応。PayPayなどの決済には未対応でした。
チェックイン時に発行されるレシートに印刷されている情報を元に、エレベーターで部屋に向かいます。
エレベーターを降りると分かりやすく経路が示されています。ネットカフェなのにちょっとビジネスホテル感があります。
なんだかめちゃくちゃビジネスホテル感がある廊下。ドアとドアの感覚がもう少し広ければ完全にビジネスホテル。ドアに設置された読み取り装置にメンバーズカードをかざして解錠します。
靴などを脱ぐスペース以外は全てフラット。屋内用のスリッパも用意されていました。
テレビ兼パソコン、扇風機、冷蔵庫、クッションに座椅子が基本セットのようです。しっかりと部屋のサイズがあり身長180cmの男が横になっても余裕がある設計。
机の上には利用者アンケートや利用マニュアルが置かれていました。
アンケートを投函する場所が書かれていなかったので、部屋に置いて帰りました。アンケート用紙に提出方法(どこかに投函、部屋に置いておくなど)を記入しておいて欲しいです。
冷蔵庫の収納力も問題なし。一般的なネットカフェって冷蔵庫がないですよね。長期滞在する場合、冷蔵庫があるのは嬉しいですね。
その他の設備
各階に自動販売機、電子レンジ、トースター、給湯器などが設置された部屋が用意されていました。館内マップを見ると各階にあるようなので、買ってきた食事を温めたり、カップスープを作るなんてことには困らなさそうです。
なんば周辺で飲んでいて終電を逃したら最優先な候補にしたいネットカフェです。他にも節約観光旅行などで、滞在費用を抑えて大阪なんばエリアを楽しみたい場合にも有効活用できるかも。
綺麗に掃除されているし、女性専用フロアもあるので、パンギャの遠征に良いかも。
こんばんは〜。
なんばにそんな施設があったんですね!知りませんでした。
私も旅行する時にカプセルホテルに泊まったりしますが、ここは良さそうですね。
ビジネスホテルみたいで、でもネカフェ感もあって。
寝泊まりするのには困らない最低限の空間は用意してあるけれど、他の人とのプライバシーはきっちり分けてあるから、安心感がありそうですね。
こころさん。コメントありがとうございます。このネトマルは、あんまり知られていないけれど良い施設ですよ。カプセルホテルの場合、部屋のパーテーションがブラインドカーテンみたいになっている事もありますが、ここは完全に個室化されます。部屋に布団はないですが、クッション性の良い床材ですし、簡易毛布がフロント近くに用意されているので宿泊利用する際にはフロント近くを探してみてくださいね。