世界最薄15.6インチ2-in-1ノートパソコンを謳いDellのフラグシップ機として販売されている Dell XPS 15 2-in-1の体験モニターに参加することになりました。まだ、XPSは到着していませんので、今回は体験モニターをするになった経緯とデルアンバサダープログラムについて紹介します。
私とDellの関係
私がDell製品を初めて購入したのは、学生として過ごしていた2003年4月頃でした。それが人生で初めてのDell製品です。購入した日を覚えている訳ではないですが、FinalFantasy XIの拡張ディスク「ジラートの幻影」が発売される前後だったので、時期的には間違いないでしょう。
発売時期から「Dimension 4500」か「Dimension 8200」のどちらかだったと思います。そして、FinalFantasy XI 拡張ディスク「アルタナの神兵」までの約5年間ほぼFF11専用機として活躍してくれました
デルアンバサダーに参加した経緯
社会人になってから、仕事ではDell以外のWindowsラップトップ、プライベートではMacという環境で過ごしてきて、Dellの製品に10年ほど触る機会がありませんでした。
今回、プライベート用に利用していたMacbook Proの買換えを検討するにあたり、利用するアプリがWindows/MacOSのどちらにも対応したこと、仕事で利用している富士通のイチオシ端末( 質量約799g、薄さ約15.5mmの13.3型)がサイズ、重さの面で良好なことから、プライベート用端末の候補として、Windowsラップトップが浮上してきました。
プライベートでWindowsOSを利用していなかったとは言え、仕事ではWindowsOSに触れてきたので、MacOSからの乗り換えに問題はないと思いました。
仕事で利用しているLIFEBOOK U939/Aのカスタマイズで見積りしたところ、性能とコストのバランスが悪い感じがします。なぜなら、LIFEBOOK U939/AをMacBook Proに近いスペックへカスタマイズするとMacBook Pro以上の金額になるのです。素直にMacBook Proを買い替えた方が良さそうな気がしました。
そんな時に目に入ったのが、デルアンバサダープログラムでした。デルアンバサダーとは、twitterやFacebook、Instagramなどといったソーシャルメディアを通じてDell製品の情報を発信する人たちの事を指します。実際にDell製品に触って、ここが良かったとか、ここが改善点があるとか素直な意見を発信すれば良いのだそうです。ステマ的な要素を少し感じますが、媚びる必要なくリアルな声を重視されているようです。
デルアンバサダーの特典の中で、最新のXPS無料体験(モニター)、限定イベントへの招待、XPS利用者との座談会、特別購入プランという4つがあります。
MacBook ProからWindowsラップトップへ移行するにあたり、実際に利用して問題ないか試せるのは有意義だと感じました。利用期間は1か月なので期待に達しているか見定めるには十分な期間です。 Windowsへの移行が問題ないと判断できれば、アンバサダー特別価格でお得に購入することも可能です。
性能面でLIFEBOOK U939/Aの購入に二の足を踏んでいた私は、無料で1か月間、XPSを使用できるという点に魅かれて、デルアンバサダープログラムに参加し、XPS 15 2-in-1のモニターをすることに至りました。
デルアンバサダーへの参加方法
デルアンバサダーのには、デルアンバサダー公式サイトからメンバー参加することができます。メンバー登録すれば、必ずXPSが送付されるという訳ではなく定期的に募集されるモニター募集に応募する必要がありますのでご留意ください。
どれくらい応募者がいて、どの割合で当選するのかは未公開です。また、あくまで体験なのでモニター後にXPSが貰えるという事はないそうです。なので、純粋にXPSを試してみたい。DELL製品が好き。SNSやBlogに投稿するのが好き、という方ではないと適さないと思っています。
参考 デルアンバサダーとはデルアンバサダー公式サイトあくまでもアンバサダー(Ambassador)なので、情報を発信することが好きな人が大前提となるでしょう。 …と、敷居を上げましたが、無料で登録できるので興味があれば参加してみることが、まずは1歩目です。
XPS13とMacBookPro13の比較
今回のモニタ対象機器ではないけれど、おそらくモニタ期間終了後に購入する可能性のある2機種を比較してみました。
XPSをカスタマイズしてみると、定価ベースでは両端末とも僅差です。XPS13は現在展開中のキャンペーンで20%OFFにできるらしく、実売としては15万円弱となります。ただ、MacBook Proを4年後に手放す場合、購入価格の30%くらいはリターンがあるはずなので、4年後の買い替えまで想定すると価格ではトントンという事になります。(型落ちしたWindowsラップトップの買取相場はかなり低そうなので)
解像度では、XPS13のQHD+に軍配が上がります。MacBook ProのTouch Barではなく、液晶全面がタブレットのように扱えるのも魅力です。
ただ、GPUがMacBook Pro13より貧弱なので、4K画質で表示するためにGPUリソースを消費してしまい、処理させたい処理に対してGPUリソースをフル活用できるのかは少し疑問です。画面の綺麗さは別として、ユーザーがGPUに割り振れる処理能力という点では、もともとのGPU性能差も加味してMacBook Pro13に軍配が上がりそうです。
1か月の試用に向けて
個人的にひとつ残念な点は、13インチサイズ(XPS 13 2-in-1)が第一希望でしたが、当選したのが15インチサイズ(XPS 15 2-in-1)だったって点です。 自宅での作業ではなく、外出先での作業することを考慮すると購入するのは13インチになると思っています 。
実際に購入するかもしれない仕様を試すことができなかったのは残念な点です。なので、WindowsOSで快適に目的の利用はできるか、2-in-1の仕様は適しているのか(クラムシェルモデルとの判断)、XPSは所有することに対する満足感を与えてくれるか、という3点が最大の判断になるかと思っています。