たまに見かけるTBCってなに?エステじゃないTBC!

TBCとGoogleで検索して最上位に表示されるのは有名エステ店ですが、最近、「(TBC)○○○会議」なんて社内スケジュールに記入している人をチラホラと見かけるようになりました。

特に海外勤務経験者に多い傾向があるように感じています。 「TBC」ってなに?エステ?なんて阿呆なことを考えながら、見ていたら、「TBD」や「TBA」もあるんですよ。

タイプミスなのか、そういうモノがあるのか…この3文字の意味がわからなくてイライラするもの嫌なので、正体を調べてみました。今回は、私と同じように「なんだこれ…。」と思ったあなたに、調べた結果をシェアしたいと思います。

予定に関係があるらしい

主にスケジュールや、計画書でこの3文字を見かけることから、何かしらの決定する事項に関係があるのだろうと推測していました。結果、やはりスケジュールに関係があるようです。

To Be Confirmed(TBC)

日本語で言うと「確認中」という感じでしょうか。スケジュールで見かける時は、開催が決まっているが、日時が決まってないとか、場所が決まっていないとか、少し曖昧な部分がある状態を表現しています。「決まっている」けれど「要確認」という状態です。歓迎会の会費とか、1人あたりの金額は決まっているけれど主賓の費用を割り感するから参加人数が決まるまで待って欲しいときにも使えるかも。

To Be Determined(TBD)

TBCよりも未定な状態です。使用例を挙げると「参加者:TBC」という感じでしょうか。この場合、参加者は決まっていないよ。という状態を表現しています。「あとで決めるよ」とか「あとで通知するよ」という表現をしたいときに利用しましょう。とりあえず枠を確保しておくための仮入力に近いようです。

To Be Announced(TBA)

これは内々に決まっている内示のような状態です。「決まっているけれど、オフィシャルな発表はできない」という感じでしょうか。「ほぼ決まってるけど、最終チェック中だからチェック終わったら公開するね」という状態です。TBCとほとんど同じ意味に感じますが、TBCよりも少し決定に近い状態です。

としゆき

これらの3文字は状況を表す表現なので、使う人の感覚によってTBCなのか、TBAなのかは微妙な違いがあると思います。そのあたりは臨機応変に対応していくしかないのかな…と思います。

他にもあるぞ、3文字略語

今回、TBC、TBD、TBAを調べていく中で、この3つ以外にもビジネスの正解で使われる3文字略語はたくさんあることがわかりました。その中で、これって使えそう!と感じた略語を2つシェアします。

For Your Information(FYI)

日本語のメールで「ご参考まで」みたいな言葉を文末に書き加えることはありませんか?それに該当するのが、「For Your Information」です。「あなたに知らせておくよ」みたいな感覚でしょうか。メールの文末に「FYI」と書いてあったら、コレだ!!と思い出してください。

Work In Progress(WIP)

日本語にすると「作業中」や、「作成中」みたいな感覚でしょうか。海外拠点から送られてきた報告書の中で時々見かけることがあります。ワイプって何だろ…と思っていましたが、Work In Progressの略だったようです。


ほかにもたくさんの略語が世の中にはあるようです。日本でも「なるはや」のような定着した略語から、ギャル語と呼ばれる流行性の略語など、さまざまな略語がありますよね。

大事なのは、略語はコミュニケーションツールのひとつなので、相手に伝わらなければ意味がないということだと思います。自分の中で情報を整理する為には良いけれど、その文字を目にする相手が理解できるようにすることが大切なのではないかと思います。

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