MX KEYS miniは、ロジクールが2021年に発売したBluetooth接続のワイヤレスキーボードです。MX KEYSシリーズの一員であり、同シリーズのフルサイズキーボードに比べてコンパクトに設計されています。この度、Mac用キーボードをApple A1016 から Logicool MX KEYS MINI に更新しました。今回はMX KEYS miniの開封レビューをシェアします。
Mac用キーボードを #APPLE A1016 から #logicool MX KEYS MINI に更新。テンキーレスなので梱包されている時点で既に小さい。https://t.co/mQ3ZBnVYQc pic.twitter.com/xAVyM4hEWS
— としゆき (@Yukishi_M) March 21, 2023
開封の儀
MX KEYS miniは、ロジクールの特徴的な青色で左上に製品名が印字された箱に入っています。開封して梱包紙に包まれたキーボード本体を取り出すとUSB Type-C充電ケーブルや保証書類が収納された小さな黒い紙箱が姿を現します。
キーボード本体は、非常にコンパクトで、フルサイズキーボード慣れしていると小さすぎて驚きます。キーボードのサイズは、幅で約295.99mm、奥行きで約20.97mm、高さ131.95mm、重量は506.4gです。ペットボトル1本程度の重さ。同程度のサイズの安価なプラスチック製のキーボードよりは重さを感じます。しっかりと重さがある分、キータイプの感触は良好です。キーボード本体はマットな仕上げで作られており、ロジクールのロゴが中央上部に刻印されています。キーボードは全体的にフラットなデザインで、キーとキーの隙間も適度に確保されています。
フルサイズキーボードに比べると当然ながら、めちゃくちゃ小さいです。僕の場合はテンキーを多用しないのでキーボードとマウスの間隔が近くなって便利になりました。
キーボードの背面には、5か所のグリップ(滑り止め)があります。このグリップが凄いしっかりとしていて、安定したタイピングを実現してくれます。
電源ボタンは上部の右側に設置されています。ボタンの内側が赤色になっている場合には電源OFFの状態です。
ボタンをスライドさせるとスライドボタンの内側が緑色表示に切り替わります。キーボード面のLEDも緑色に点灯するのでバッテリー残量が残っていることも同時に確認できます。
キーボード面のLEDは数秒で消灯します。常時点灯してウザく感じることもないので良い設計。
MX KEYS miniは、その名の通り小さく持ち運びに適したコンパクトキーボードです。キーボードは、Bluetooth接続で簡単にスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを3つまで接続することができます。各端末間の切り替えも1つのボタンでOKです。充電用USB Type-Cポートを備えており、定期的な乾電池の交換から解放されます。
キーボードのキーストロークは、非常に柔らかく、打鍵感が良いです。キーボードがフラットなデザインなため、手首や指先に負担がかからず、長時間の入力作業でも快適に使用することができます。特に、タイピング音が非常に静かなので、オフィスなどで周囲を気にすることなく使用することができます。
キーボードの配列は、フルサイズキーボードと同様にQWERTY配列で、キーの配置は慣れ親しんだものです。ただし、テンキーがないため、数字の入力が少し不便に感じる場合があります。事務仕事などでテンキーを多用する方にとっては少し使いにくいかもしれません。
キーボードのBluetooth接続は非常に安定しており、接続断がほとんどありません。また、接続が切れた場合でも、再接続が簡単に行えます。キーボードの充電時間は約2時間で、充電完了後は約10日間使用することができます。
キーボードの機能としては、Fnキーと組み合わせて多彩な操作が可能です。たとえば、音量の調整や曲のスキップ、コピー&ペースト、スクリーンショットの撮影などが可能です。
MX KEYS miniは、ロジクールが提供する高品質のキーボードの1つです。コンパクトなサイズとBluetooth接続により、持ち運びに適したワイヤレスキーボードとして活躍してくれそうです。キーストロークの感触は柔らかく、キーの打鍵音も非常に静かなため、オフィスでの使用にも適しています。ただし、テンキーがないため数字の入力に不便を感じる場合があります。接続する3つの機器間をボタン1つで切替できるので、複数端末を同時に利用する方にオススメ。平日は仕事用のPCで利用、休日は個人用PCと接続して利用するなどの活躍に期待できる製品です。