Yukishi log.
グローバル化が進むIT業界で働く中、突然英語が必要な状況に直面したことはありませんか？私自身、22年間のIT経験の中で英語とは無縁の生活を送っていましたが、40歳を過ぎてからITシステムのグローバル運用プロジェクトに携わることになり、英語力の不足を痛感しました。そんな大人の英語学び直しにおいて、最初の一冊として選んだのが「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版」です。
🔸 価格・基本情報
定価2,750円（税込）、328ページのA5サイズ。学研出版、山田暢彦監修。CD2枚付属+無料音声アプリ対応。
📚 対象読者
英語ブランクのある社会人、TOEIC400点以下の初心者、基礎から学び直したい大人向け。中学生から社会人まで幅広く対応。
✅ 最大の特徴
1回分たった2ページの構成（左ページ解説+右ページ練習問題）。スモールステップで無理なく継続できる設計。
💡 学習効果
筆者の実体験では3ヶ月継続でTOEIC500点前後まで到達。中学英語全範囲（アルファベット〜関係代名詞）を網羅。
🎨 わかりやすさ
フルカラーイラスト、難しい文法用語を避けた解説、QRコードで音声確認可能。視覚的に理解しやすい構成。
🚀 ITエンジニア目線
グローバルプロジェクトでの実用性を確認済み。基礎固めによりビジネス英語習得の土台を構築。
⭐ 総合評価
大人の英語学び直しの最初の一冊として最適。継続しやすさと理解のしやすさを両立した優秀な教材。
📏 サイズ・仕様
A5判328ページのフルカラー印刷。開きやすい製本設計で机に置いて学習しやすい構造です。
💰 価格・付属品
定価2,750円（税込）でCD2枚が付属。無料音声アプリ「my-oto-mo」にも対応し、QRコードから音声を直接再生可能です。
📖 監修者
山田暢彦氏（NOBU English Academy主宰）。アメリカ出身の日英バイリンガルで、TOEIC満点・英検1級保持者。30冊以上の英語教材を手がける専門家です。
📚 学習範囲
アルファベットの書き方から関係代名詞まで、中学3年間で学ぶ英文法を完全網羅。全116レッスン構成です。
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22歳からIT業界に従事し、システムオペレーションから始まり、運用管理、仮想デスクトップサービスのマネジメント、そして現在のプロジェクトマネジメントまで、約22年間のキャリアを積んできました。これまでの業務では、日本国内のシステム運用が中心だったため、英語に触れる機会は皆無に等しい状況でした。
転機が訪れたのは40歳を過ぎてから。ITシステムをグローバル体制で運用するプロジェクトに関わることになり、突然「英語」が当然のビジネススキルとして求められるようになったのです。これまでであればITシステム運用の知識とマネジメント経験があれば十分対応できていたものが、チームメンバーからの英語での報告を理解したり、こちらの意図を英語で伝えることが困難な場面が頻発しました。
プロジェクト会議で海外チームからの英語の報告が理解できず、通訳を介する必要が発生。リアルタイムでの意思疎通ができないことで、運用判断の遅れが生じる場面もありました。22年間のIT経験があっても、言語の壁によって力を発揮できない現実を痛感しました。
🎯 選択理由1：完全初心者対応
学生時代の英語知識がほぼゼロの状態からでも始められる設計。アルファベットから丁寧に解説されており、44歳で英語を再開する私にとって心理的なハードルが低い教材でした。
📊 選択理由2：継続しやすい構成
1レッスン2ページ構成で、忙しい社会人でも1日1レッスン（約15〜20分）で進められる点が決定的でした。プロジェクトマネジメント業務の合間でも継続可能です。
💻 選択理由3：ITエンジニア向けの実用性
TOEIC対策を見据えた基礎固めができる点を重視。ビジネス英語習得の土台となる文法を体系的に学べることが、将来的にグローバルプロジェクトで活用できると判断しました。
📖 見開き2ページ構成
左ページに解説、右ページに練習問題という一貫したレイアウト。この構成により「理解→実践」のサイクルが自然に身につきます。
🎨 フルカラーイラスト
文法概念を視覚的に理解できるイラストが豊富。例えば疑問文の作り方は、ほぼイラストのみで理解できるほど分かりやすく設計されています。
📱 音声学習サポート
CD2枚分の音声に加え、QRコードからスマートフォンで直接音声再生可能。通勤時間や休憩時間でも効率的に学習できます。
🔢 全116レッスン構成
レッスン1「アルファベット」からレッスン116「関係代名詞」まで、段階的に難易度が上がる設計です。
📚 主な学習内容
be動詞・一般動詞、現在形・過去形・未来形、助動詞、受動態、現在完了、不定詞、動名詞、分詞、関係代名詞まで網羅。中学英語の全範囲をカバーしています。
🎯 難易度設定
TOEIC300〜500点レベルの基礎力養成に最適。英語完全初心者から中級者手前まで対応可能な幅広い設計です。
⏰ 平日の学習時間
朝の通勤時間（30分）と昼休憩（20分）を活用。1日約50分、週5日で計250分の学習時間を確保しました。
📅 休日の集中学習
土日のいずれかで1〜2時間の集中学習を実施。平日に進めた内容の復習と、音声を使った発音練習に充てました。
🔄 3段階学習法
1周目は解説のみ読んで全体把握（約1ヶ月）、2周目で問題を解きながら理解度チェック（約1ヶ月）、3周目以降は苦手部分の集中復習（約1ヶ月）という方法を採用しました。
📈 TOEIC スコア向上
学習開始前は英語力ほぼゼロの状態から、3ヶ月の継続学習でTOEIC500点前後を取得できました。基礎固めの効果を実感しています。
💼 業務での実用性
グローバルプロジェクトでの英文メール理解度が大幅に向上。完全な理解には至らないものの、文章の構造や基本的な意味を把握できるようになりました。
🧠 継続学習の土台形成
この書籍で基礎を固めたことで、その後のTOEIC専用教材への移行がスムーズになりました。文法の土台があることで、より高度な内容も理解しやすくなっています。
🌐 グローバル開発での応用
システム運用でよく使われる基本的な英語表現（進行形、受動態、完了形）の理解が深まりました。「The system has been updated」「Issues are being investigated」などの文構造が自然に理解できるようになっています。
📊 技術文書読解力の向上
英語のマニュアルやAPIドキュメントの理解度が格段に向上。特に条件文（if文）や時制の理解により、技術仕様書の読み取り精度が上がりました。
🤝 チームコミュニケーション
海外チームとのメールやSlackでのやり取りで、基本的な文法ミスが激減。相手に意図が伝わりやすくなり、プロジェクト進行の効率化につながっています。
🎯 完璧な初心者対応
アルファベットから始まる徹底した基礎レベル設定。英語ブランクが長い社会人でも安心してスタートできる設計です。
⏱️ 継続しやすい学習量
1レッスン15〜20分で完結する適切なボリューム。忙しい社会人でも無理なく続けられる分量です。
🎨 視覚的な理解しやすさ
フルカラーイラストと図解が豊富で、文法概念を直感的に理解可能。文字だけでは分かりにくい内容も視覚的にサポート。
📱 音声学習の充実
CD、アプリ、QRコードと3つの方法で音声学習に対応。学習スタイルに合わせて選択できる柔軟性があります。
💰 コストパフォーマンス
2,750円で中学英語全範囲を網羅。市販の英語教材の中では非常にリーズナブルな価格設定です。
📚 中学レベル限定
高校英語や本格的なビジネス英語は含まれていません。TOEIC700点以上を目指す場合は、この書籍だけでは不十分です。
⏳ 学習期間の長さ
丁寧に学習すると3〜6ヶ月程度かかります。即効性を求める人には向いていません。
💼 ビジネス英語の不足
基礎文法中心で、実践的なビジネス表現は少なめ。職場での即戦力を期待する人は物足りなさを感じるかもしれません。
🎧 音声コンテンツの基本性
音声は基本的な読み上げが中心。リスニング力向上を重視する人は、別途リスニング教材が必要です。
総合評価：⭐⭐⭐⭐⭐（4.8/5）
実用性： ⭐⭐⭐⭐⭐ – グローバルプロジェクトでの英語理解力向上を実感。基礎固めの効果は確実
読みやすさ： ⭐⭐⭐⭐⭐ – フルカラーイラストと簡潔な解説で理解しやすい。文法用語を避けた表現が秀逸
IT適用性： ⭐⭐⭐⭐ – 技術文書やメール理解の土台形成に有効。ただし専門用語は別途学習が必要
長期価値： ⭐⭐⭐⭐⭐ – 英語学習の土台として長期間参照可能。辞書的な使い方もできる
コストパフォーマンス： ⭐⭐⭐⭐⭐ – 2,750円で中学英語全範囲を網羅。音声教材付きでこの価格は非常に優秀
✅ おすすめできる人
英語ブランクが長い社会人、TOEIC初挑戦で400点以下の人、グローバルプロジェクトに関わるITエンジニア、基礎から丁寧に学び直したい大人、継続学習が苦手だった人
❌ おすすめしない人
すでにTOEIC600点以上の人、即効性を求める人、高校英語レベル以上を学びたい人、ビジネス英語のみを集中的に学びたい人
🌅 朝学習（15分）
通勤電車内で解説ページのみ読む。音声は混雑時でも内容確認に集中できます。
🍽️ 昼休憩（20分）
練習問題を解く時間に充当。静かな環境で集中して問題に取り組めます。
📅 週末（1時間）
1週間分の復習と音声を使った発音練習。理解度チェックと弱点補強に活用。
📖 第1段階（1ヶ月目）
解説ページのみ通読。完璧理解を求めず、全体像把握を優先します。わからない部分は印をつけて先に進む方針で。
✏️ 第2段階（2ヶ月目）
練習問題を解きながら理解度を確認。1ヶ月目に印をつけた部分を重点的に復習します。
🔄 第3段階（3ヶ月目）
苦手分野の集中復習と音声を活用した発音練習。この段階でTOEIC受験も視野に入れます。
📊 TOEIC対応範囲
この書籍で習得できるのはTOEIC300〜500点レベルまで。600点以上を目指す場合は、高校英文法や語彙力強化が別途必要です。
📈 推奨学習ルート
本書完了後は「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」→「TOEIC公式問題集」→「金のフレーズ」の順序で学習を継続することをおすすめします。
💼 ビジネス英語への展開
基礎固め完了後は、ビジネス特化型の教材やオンライン英会話で実践力を強化していく必要があります。
22年間のIT経験から言えることは、技術的な知識があっても言語の壁で力を発揮できない場面が確実に増えています。この書籍は「英語ができない」という劣等感を解消し、継続学習の土台を築くのに最適です。完璧を求めず、まずは基礎を固めることから始めましょう。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版」は、英語学習に挫折した経験のある大人や、長期間英語から離れていた社会人にとって、再スタートに最適な教材です。40歳を過の英語学習で実際に効果を実感した私の経験からも、基礎固めの重要性と継続しやすい教材設計の価値を確信しています。
グローバル化が進むIT業界において、英語は避けて通れないスキルになりつつあります。技術力だけでは太刀打ちできない場面が増える中、この書籍で築いた基礎は確実に皆さんの武器になるはずです。完璧を求めず、まずは一歩踏み出すことから始めてみてください。
としゆき
