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バレーボールのワールドカップは、なぜいつも日本で開幕されるのかって話

9月14日からバレーボールのワールドカップが開催されます。今年はラグビーのワールドカップも日本で開催されるみたいですね。

僕が初めてバレーボールのワールドカップを現地観戦したのは中学生の時でした。ちょうどジャニーズのV6がバレーボールの公式サポーターに就任した年です。その時は日本開催なんてレアだから見に行かないと!!とお小遣いを握りしめて観戦に行きましたが、実はずっと日本で開催されてたんです。

今回は、なぜバレーボールのワールドカップは日本で開催されるのかについて理由をシェアします。

ワールドカップの日本開催は常識?

夏の高校野球と言えば甲子園!と同じくらい、バレーボールのワールドカップと言えば日本開催なんです。1977年のワールドカップ以降、ずっと日本開催です。これが、他のワールドカップと違うところ。

2000年以降のバレーボール ワールドカップの開催国を表にしたら、日本一色です。何の意味もない表になりました。

開催国男子大会女子大会
2003日本日本
2007日本日本
2011日本日本
2015日本日本
2019日本日本

ここからは、なぜ日本でワールドカップは日本で開催されるのかを掘り下げていきます。

国際試合は毎年開催されている

ワールドカップ以外にもバレーボールの国際試合は3つあって、これはすべて4年毎の周期で開催されています。開催年は重複していないので、結果的に国際試合は毎年開催されてることになります。

  • オリンピック
  • ワールド グランド チャンピオンズカップ
  • 世界選手権
  • ワールドカップ

今年2019年はワールドカップ、来年2020年はオリンピックが開催されますね。2年連続でバレーボールの国際試合が日本で開催されます。おそらく2021年に開催されるであろうワールド グランド チャンピオンズカップも日本開催なので3年連続で日本開催になりそうです。

世界大会の開催地

ワールドカップ以外の国際大会がどこで開催されているのか、4つの国際大会を1つの表にしてみました。ワールド グランド チャンピオンズカップは長いので、略称のグラチャンで記載しています。

開催年大会種別男子大会女子大会
2000オリンピックオーストラリア オーストラリア
2001グラチャン日本 日本
2002世界選手権アルゼンチンドイツ
2003ワールドカップ 日本 日本
2004 オリンピック ギリシャ ギリシャ
2005 グラチャン 日本 日本
2006 世界選手権 日本 日本
2007 ワールドカップ 日本 日本
2008 オリンピック 中国 中国
2009 グラチャン 日本 日本
2010 世界選手権 イタリア 日本
2011 ワールドカップ 日本 日本
2012 オリンピック イギリス イギリス
2013 グラチャン 日本 日本
2014 世界選手権 ポーランドイタリア
2015 ワールドカップ 日本 日本
2016 オリンピック ブラジル ブラジル
2017 グラチャン 日本 日本
2018 世界選手権 イタリア 日本
2019 ワールドカップ 日本 日本
2020 オリンピック 日本 日本

2000年以降、2020年までの21年間、男女別42大会。ほとんどが日本開催です。ワールドカップどころか、バレーボールの国際試合はほとんど日本で開催されていることが見えてきました。

世界大会の日本開催が多い理由

出典:Wikipedia

東洋の魔女人気

今では日本開催が毎年のように行われている世界大会ですが、1970年頃までは日本での開催はなかったようです。日本開催が始まったのは東洋の魔女と呼ばれた日本国内のバレーボール人気がきっかけ。

当時のバレー人気に乗って興行的な収益を上げようと国際バレーボール連盟(FIVE)に働きかけ日本開催を勝ち取りました。国内人気はあるものの、世界的に見れば人気のないマイナースポーツのバレーボールを商業的に成功させるのは日本しかないという国際バレーボール連盟と日本企業の思惑が一致した結果です。

今では、オリンピックを除く国際試合のほとんどは日本開催。国際バレーボール連盟の年間収入の90%以上は日本から得ているとも言われています。放映権、スポンサー収益が主な収入源です。ボクシングや剣道などで運営側の不公平感を訴えるニュースがありましたが、バレーボールの世界でも同じようなことが生じているんです。

開催国 日本に有利な試合設定

危機感を感じる国際バレーボール連盟

国際バレーボール連盟は、危機感を感じています。それは日本のバレーボールチームが弱すぎるから。世界的に見れば絶望的に人気のないマイナースポーツのバレーボール。実質、日本からの収益で運営している国際バレーボール連盟なので、このまま日本が負け続けて日本国内の人気が下火になったら、国際バレーボール連盟の運営資金が不足してしまいます。

ジャニーズと組んだプロモーションを行なっているのも、国内人気が下火にならないようにとテコ入れした結果なんです。

日本に有利な試合時間

日本国内で開催される国際試合。なぜか19:00頃に開始されるのが当然だと思ってませんか?実は第1試合、第2試合と朝から淡々と進められていて、日本はいつも同じ時間の試合枠なんです。海外チーム対海外チームの試合は日によって時間が異なるのに、日本はいつも同じ時間。

さらには日本戦の前だけ、盛り上げるための演出が入ったり、テレビCMや編集時間を考慮したセット間の休憩時間があるんです。海外チーム対海外チームの試合の前にはアイドルが踊ったり、セット間の休憩なんてないんです。

日本に有利と言われる点を羅列すると次のような感じになります。

  • 日本戦だけ2セット目の終了後、10分間の休憩が入る
  • 日本戦だけ夜の試合に固定
  • 開催国特権でリーグ戦の対戦順を指名できる
  • オリンピック予選の大会中にオリンピック出場規定が変更される
  • グラチャンの推薦国枠は日本バレー協会と日テレが選べる
  • 世界選手権2006で、6位の日本からMVPが選出
  • 日本戦の線審(ラインズマン)が日本人
  • 展開が盛り上がる組み合わせ(初戦は弱い国と戦って勝ち星を稼ぎ、国内のムードを上げて、後半で強豪と当たりボロ負け連続)
2006年に開催された世界大会

日本戦の夜開催を優先した結果、なんと決勝戦が日本戦の前に開催される自体が発生しました。決勝戦の後に、消化試合(日本戦)が組まれる結果になりました。

https://yukishi.com/wp-content/uploads/2019/10/face-001.png

何度か試合を見に行きましたが、試合会場はジャニーズのコンサート状態で、純粋にバレーを見る人はごく少数でした。純粋にバレー観戦したい人がチケットを取れない側面も。

こんな仕組みの中、バレーボールって運営されてるんだなと思いながらバレーボールワールドカップを見れば、少し違った面白さがあると思います。お時間があれば、ぜひテレビ中継をご覧ください。

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