前回までDialogflowを利用してチャットボットの中身を作成する方法を紹介してきました。今回は、ユーザの窓口となるLINE公式アカウントを作成する方法をシェアします。
ノーコードでLINEチャットボットを作る方法目次 非表示
LINE公式アカウントとは
以前はLINE@と呼ばれていたアカウントです。友達と繋がるための個人用アカウントではなく、友達登録してくれたユーザに対して情報を受けたり、プッシュしたりできるアカウントです。2020年9月時点では「LINE公式アカウント」という名称に変更されています。
LINE公式アカウントには3つのプランが存在しています。
個人でチャットボットの作り方を勉強したり、商用利用の検証として利用するにはフリープランで十分です。
LINE for BusinessのWEBページにアクセスしましょう。下記のリンクから移動できます。※新しいタブで開きます
参考 LINE公式アカウントLINE for Business左上の「アカウントの開設(無料)」のボタンをクリックしましょう。
LINE公式アカウント、広告アカウントの2種類を選択する画面に遷移します。今回は「LINE公式アカウント」を開設するので、左側のLINE公式アカウント開設(無料)のボタンを選択します。
認証アカウント、または未認証アカウントを選択します。認証アカウントの作成にはLINE社の審査が必要になるので、今回はサクッと作れる未認証アカウントを選択します。
LINE公式アカウントを作成するために必要な情報を入力していきましょう。入力が終わったら、確認ボタンをクリックします。
登録内容を最終確認して「完了する」をクリックします。
入力内容の確認を終えるとLINE公式アカウントの作成が完了です。
ここまでで、LINE公式アカウントの作成が完了しました。次の記事では、LINE公式アカウントをボット運用するためのAPI「Messaging API」の利用方法について紹介していきます。
ノーコードでLINEチャットボットを作る方法 #6:Messaging APIノンプログラミングで作るLINEチャットボットに関する記事は下記ページにまとめています。併せてご覧ください。
ノーコードでLINEチャットボットを作る方法
としゆきさんの「ノンプログラミングでLINEチャットボットを作る方法」の記事に触発されて自分でLinebotを作っている素人です。
いろんなサイトを廻っていると「DialogfIowのintegrationsからLineを選択し…」との一文がどのサイトにも表記されているのですが、私の環境ではそのintegrationsが見つからず困っていました。
とあるサイトには「fullfillmentのwebhookをenabledにするとintegrationsが表示される」と書かれていたのですが、webhookが何なのかさっぱりわからず困っております。
よければお力を貸していただけないでしょうか…
匿名さん、コメントありがとうございます。Webhookは簡単に言うとアプリとアプリを紐づけする仕組みです。今回ならLINEとDialogflowを紐付けするために利用します。Integrationsが表示されない件ですが、リージョンによってIntegrationsのメニューが表示されない場合があります。USリージョンで表示されることを確認したので、左上にあるDialogflowのロゴ横にあるメニューからリージョンをUSに変更してみてください。Integrationsのメニューが表示されるはずです。その後は、DialogflowにLINEの情報を設定して、Dialogflow画面に表示される「Webhook URL」をLINEの設定画面に貼り付ける流れになります。このあたりの設定は今週中に記事をアップできそうなので、いろいろ試してみて上手くいかなければ、後続の記事で確認してもらえば良いかな…と思っています。