ゲーム感覚で続くけど、完璧ではない——その魅力と限界について
この2ヶ月、語学学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を毎日欠かさず使ってみました。
最初はなんとなく始めたものでしたが、今では1日のリズムの中に自然と組み込まれています。
今回は実際に2ヶ月使って感じた「よかった点」と「うーんと思った点」を、正直にまとめてみます。
メリット:続けやすさが群を抜いている
レベルアップ、XP(経験値)、連続学習日数、フクロウの励まし……。
学習というより「クエストをこなす」感覚に近く、気づけば毎日アプリを開いていました。
通勤時間や休憩中、夜寝る前など、スマホさえあればどこでも完結。
一問一答形式でテンポも良く、1回3分程度で完了するのも魅力。
基礎の復習としては非常に優秀です。
何度も繰り返すことで自然と「この表現、見たことあるな」が積み上がっていきます。
デメリット:万能ではないと割り切ることも大事
ネイティブの発音には触れられるものの、音声が機械的だったり、会話のスピード感に欠ける印象。
リアルな英会話力を鍛えるには、別の補助教材も必要と感じました。
「感覚で覚える」ことに重点を置いているため、体系的に文法を学びたい人には不向き。
間違えても、なぜそうなるかが説明されず、モヤモヤする場面もありました。
たまに「いや、その言い方はネイティブしないのでは…」というような違和感のある表現も。
とはいえ、それが逆に学習意欲のトリガーになることもありました。
まとめ:英語学習の「入り口」としては最高のツール
Duolingoは、あくまで「英語に触れる習慣を作る」ためのアプリだと思います。
この2ヶ月で得た最大の収穫は、「英語を毎日使う感覚」が自然と身についたこと。
完璧なアプリではありませんが、基礎固めやリズム作りにはこれ以上ないパートナー。
「まずは何か始めてみようかな」という方には、全力でおすすめできます。