完全無料のRPAオンライン学習サービス「UiPathアカデミー」の小テストで躓いていいませんか?この小テストって難しいですよね。難しくしている最大の点は「テスト終了後の正誤が表示されないので、どこが間違ったのかわからない。」という点だと思います。
せっかく知識は得たのに合格点に届かず次に進めない方向けに、出題される問題と解答のヒントをシェアします。
Level1 – Foundation(基礎)トレーニング
何度か試験を受けて、これらの問題からランダムに出題されることを確認しました。小テストの問題数は5問です。
- “My number is “ + myNumber.Value
- “My number is $myNumber”
- “My number is ” + myNumber
- “My number is “ + myNumber.ToString
解答:“My number is “ + myNumber.ToString
数値型(myNumber)を文字列型に変換(ToString)して結合しています。「+」は両端に使われる型によって動きが変わります。今回は、数値側を文字列型に変更する「ToString」を利用しています。両端が数値型の場合、数値型を加算。両端が文字列型の場合は文字列を連結する動きをします。- ブーリアン (Boolean) 型
- Double
- 文字列 (String) 型
- 整数 (Integer) 型
解答:ブーリアン (Boolean) 型、Double、文字列 (String) 型、整数 (Integer) 型
配列に保存できるデータには様々なデータの型があります。この問いで問われているデータ型はすべて保存できます。- 579
- 例外がスローされます。
- 123456
- 123 + 456
解答:123456
Generic変数を「+」で繋ぐする場合、最初の変数型に合うように2番目の型を自動変換します。この問いの場合、文字列が格納されたGeneric変数が最初にあり、そこに数値型のGeneric変数を接合する動きになります。- テキスト
- 日付
- 数字
- True / False
解答:テキスト、日付、数字、True / False
UiPath独自のデータ型であるGeneric型は様々な型を格納することができます。格納するデータ形式を考えず使えるので便利な型ですが、異なる変数型の加算(結合)時に想定外の結果を招く可能性もありますので注意が必要です。- ステートマシン (Statemachine)
- フローチャート (Flowchart)
- シーケンス (Sequence)
- アクティビティ (Activity)
解答:フローチャート (Flowchart)、
シーケンス (Sequence)
UiPathでは3つのワークフローが用意されています。シーケンス(Sequence)、フローチャート(Flowchart)、ステートマシン(State Machine)の3つです。なぜか、この小テストの回答では、ステートマシンがワークフローに含まれないことが正解となっています。- 整数 (Integer) 型
- ジェネリック (Generic) 型
- 文字列 (String) 型
- Double
解答:ジェネリック (Generic) 型、文字列 (String) 型
文字列を格納するためのString型だけでなく、なんでも格納できるUiPath独自の型であるGeneric型にテキストを保存することが可能です。- 代入 (Assign)
- 条件分岐 (If)
- トライキャッチ (Try Catch)
- フロー条件分岐 (Flow Decision)
解答:条件分岐 (If)
シーケンスで処理を分岐させたい際には、条件分岐(if)を利用ことで実現することができます。- 変数の範囲が変更されます
- その変数を使用するすべてのアクティビティで名前が自動的に更新されます
- その変数を使用するすべてのアクティビティの名前を更新する必要があります
- 変数の名前を変更することはできません削除してから、新しい名前を作成する必要があります
解答:その変数を使用するすべてのアクティビティで名前が自動的に更新されます
変数名を変更すると、その変数を利用している箇所全てが自動的に変更(更新)されます。変数名を変更したことにより、特定のアクティビティが動作しなくなったり、変更漏れが生じることを防いでくれます。- [繰り返し(前判定) (While)]
- [繰り返し(後判定) (DoWhile)]
- [繰り返し(各行) (ForEachRow)]
- [繰り返し(コレクションの各要素) (ForEach)]
解答:繰り返し(前判定) (While)、繰り返し(後判定) (DoWhile)、繰り返し(コレクションの各要素) (ForEach)
反復処理させるアクティビティはいくつもあります。繰り返し(各行)を行うForEarchRowは、データテーブル型の変数を1行ずつ処理していくアクティビティなので、文字配列の反復処理には適していません。UiPathアカデミーの攻略情報
UiPathアカデミーで出題される他のテストの解答、解説を下記関連記事でまとめて紹介しています。アカデミーを卒業するための補助としてご利用ください。
UiPathアカデミー Level1 Foundationの問題と解説まとめ