Level1 – Foundation(基礎)トレーニング
何度か試験を受けて、これらの問題からランダムに出題されることを確認しました。小テストの問題数は5問です。
- Click Text
- Select Item
- Click Image
- Click OCR Text
解答:Click Image、Click OCR Text
Click ImageとClick OCR Textを利用することで、ドロップダウンリストの項目を選択することができます。- Start Process アクティビティを使用する
- Open Application アクティビティを使用する
- デスクトップ上のアイコンをダブルクリックする
- ショートカットキーを定義して、Send Hotkey アクティビティでアプリケーションをトリガーする
解答:「デスクトップ上のアイコンをダブルクリックする」、「ショートカットキーを定義して、Send Hotkey アクティビティでアプリケーションをトリガーする」
仮想マシン環境でアプリケーションを開く場合のベストプラクティスとして、仮想マシンのデスクトップ上にアプリケーションのショートカットを作成して、それにホットキーを割り当てた後、Send Hotkey)アクティビティを使用して、そのホットキーをリモートデスクトップ接続ウィンドウに送信することが推奨されています。既存のショートカットとの干渉を避けるため、ここで設定するショートカットは複雑なキーの組み合わせにしておいた方が良いです。- リセットする必要はありません
- Breakアクティビティを使用する
- Find Imageアクティビティを使用する
- Set Clipping Regionアクティビティを使用する
解答:Set Clipping Regionアクティビティを使用する
共有リソースであるクリッピング領域をリセットするには、Set Clipping Regionアクティビティ(クリッピング領域を設定 )を利用します。このアクティビティによってクリッピング領域がリセットされ、他の操作との干渉を回避できます。- 例外がスローされる
- アクションの出力が null オブジェクトになり、フローが実行される
解答:例外がスローされる
Find Imageは名前の通り、指定された画像を探す処理です。画像が見つからない場合は、例外をThrowします。想定された処理がされなかった事を検知したい場合には、投げられた例外をcatchする処理を入れておきましょう。- Click relative to imageを使用する方法
- Click with fixed coordinatesを使用する方法
- キーボードコマンド/ホットキーを送信する方法
解答:キーボードコマンド/ホットキーを送信する方法
Citrixなどの仮想環境で最も簡単かつ正確に設定できる方法が、キーボードによる入力(操作)です。- いいえ、Pick アクティビティ本体の内部にしか追加できません
- はい、たとえば、If アクティビティの [Then/Else] セクション内で使用できます
解答:いいえ、Pick アクティビティ本体の内部にしか追加できません
Pickは、複数のPick Branchの条件を並行処理して、最も早く条件を満たしたPick Branch条件に関連する処理を動かします。このPickはUipath独自機能ではなくWindows Workflow Foundationを利用しています。- PNG画像
- UI要素オブジェクト
- Boolean変数 (値は画像が見つかったかどうかによって異なる)
解答:UI要素オブジェクト
Find Imageアクティビティは、画像がUI要素に表示されるまで待機し、見つかった画像が設定されたクリッピングリージョンを持つUI要素を返します。- UI要素の属性をチェックする
- WaitForReady プロパティを使用する
- 特定のUI要素が表示または非表示されるまで待機し、それに基づいて判別を行う
解答:特定のUI要素が表示または非表示されるまで待機し、それに基づいて判別を行う
仮想環境ではUI要素にUiPathがアクセスできません。そのため、On Image Appear(画像が出現したとき)アクティビティとFind Image(画像を探す)アクティビティを使用して仮想環境を監視し、特定の UI要素が出現したときのみプロジェクトの実行継続を許可する方法などを用いて自動化処理を組み立てる必要があります。反対にOn Image Vanish(像が消滅したとき)アクティビティで消えた場合に処理を走行させるという組み立ても可能です。- はい、ロボットが常に検索します
- いいえ、精度が高すぎる場合は機能しません
- はい、クリッピングリージョンでアイコンの背景を回避する場合に機能します
解答:「いいえ、精度が高すぎる場合は機能しません」、「はい。クリッピングリージョンでアイコンの背景を回避する場合に機能します」
アクティビティとしては機能します。但し、Click Imageアクティビティの作りこみ次第です。画像を特定する要素をガチガチに設定した場合、認識できなくなります。例えば、アイコンをクリックした際にボタンの色が変わる、背景が変わるなど、クリック対象のアイコン画像として設定した見た目から一部が変更になる場合、ガチガチに決められた設計だと異なる画像と認識してしまいアクティビティは機能しません。これらの問題を回避するために、変更される可能性のある要素(背景など)は除いておくことが望ましいです。- 実行できません
- デスクトップ上のショートカットに引数を設定する
- Open Application アクティビティを使用する
- コマンドプロンプトで、アプリケーションと引数のパスを入力する
解答:コマンドプロンプトで、アプリケーションと引数のパスを入力する
コマンドプロンプトでアプリケーションのパス(もしくは開きたいファイルのパス)を指定することで対応できます。また、「ファイル名を指定して実行」のショートカットキーを押すアクティビティとアプリケーションのパスを入力を組み合わせることでも、アプリケーションに変数引数を渡して起動することができます。- Use On imageが表示され、トリガー発生後のみに入力を開始します
- いいえ、読み込みの時間が遅延時間よりも長くなる場合があるため、この方法は確実ではありません
- はい、要素が読み込まれるまでの時間ができるため、読み込まれてからロボットが入力できるようになります
解答:「Use On imageが表示され、トリガー発生後のみに入力を開始します」、「いいえ、読み込みの時間が遅延時間よりも長くなる場合があるため、この方法は確実ではありません」
Uipathでは、このような場合にDelayを使う事を推奨していません。想定以上に読み込みに時間を要した際に、処理が失敗すること、待ち時間を必要以上に長く設けることで自動化処理全体が遅くなる原因となるからです。このような場合には、画面でキーとなる画像を定め、その画像が読み込まれたか否かで処理を走行させることが推奨されています。Find Image(画像を探す)という特定のUI要素が出現するまで待機するアクティビティがあります。Delayではなく、このアクティビティを用いて最後に表示されるであろう画像を設定する方法が推奨されています。UiPathアカデミーの攻略情報
UiPathアカデミーで出題される他のテストの解答、解説を下記関連記事でまとめて紹介しています。アカデミーを卒業するための補助としてご利用ください。
UiPathアカデミー Level1 Foundationの問題と解説まとめ