2020年にスタートするプログラミング英語検定のベータテストを受けてみた

グローバリゼーションデザイン研究所がプログラミングで必要とされる英語力を認定するプログラミング英語検定の提供を計画しています。正式提供は2020年初めという事で、現在はベータ版が無料で受験できます。力試しも兼ねて受験してみたのでシェアします。

受験のための準備

学習資料として「プログラミング必須英単語600+」という単語集が公開されています。受験の前に流し読みでも良いので目を通しておくと良いです。

試験の詳細はプログラミング英語検定の公式サイトに掲載されています。

参考 プログラミング英語検定プログラミング英語検定事務局

ベータテストを受験した結果

受験者のスペック

英語力、プログラム力の複合力が問われる試験。プログラミングは学生時代に少しだけ触った程度。

シューティングゲームの作成が卒業制作でしたが、コーディングではなくグラフィック担当だったので学生時代から現在まで、ちゃんとしたものをコーディングした経験はゼロです。

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ほとんど覚えてないし、Hello Worldくらいなら…ってレベル。

箇条書きにすると、こんな感じ↓

  • 英語力は中学程度
  • プログラミングは学生時代に齧った程度
  • IT業界歴は10年以上だけど上流工程だけ

受験した結果

ベーシック試験、アドバンスト試験とも無事に合格できました。どちらの試験とも正解率60%が合格基準だそうです。

取得点としては、ベーシックが88%、アドバンストが69%と危なかったです。受験後には、正誤表と合格証のpdfファイルが受験時に登録したメールアドレスに送られてきました。

送られていた合格証

受験した感想

正直、昨年くらいから始めている基礎英語の復習をしていなかったら落ちていたと思います。さらに、プログラミング英語と謳っているだけあって直訳での回答はNGです。例えば、下記のような問題があったとします。

例題

ソースコードに「 print AAA」 というコメントがあった。どのような動作が考えられるか。

英語的に考えれば「AAAを印刷」というのが正解ですが、プログラミング英語では「AAAを出力」が正解。英語、プログラミングとも深い知識は必要ないですが、どちらか片方の知識だけで合格するのは難しそうです。

とはいえ、ベーシック試験を合格するための敷居は低いです。情報処理技術者試験と同様に60%を得れば良いので。

  • ベーシックは英語スキルだけでも合格できる
  • アドバンスト試験には英文マニュアルやリファレンスを読んで、ざっくりと仕様を理解できる程度の英語力が必要。
  • アドバンスト試験の合格には、基本的なプログラム構文知識が必要

プログラミングスキルが高いほうが正解率は上がりますが、基本的なIT知識とTOEIC400点くらいの英語力があれば、問題文を読んで回答を絞り込むことは可能です。

ベータ試験は無料で受験できるので、まずは力試しに受けてみる事をおすすめします。

ベータ試験の試験時間はベーシック25分、アドバンストは30分。実際に解いてみると10分強くらいで終えることができるので、ちょっとした隙間時間に受験できます。

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