Level1 – Foundation(基礎)トレーニング
何度か試験を受けて、これらの問題からランダムに出題されることを確認しました。小テストの問題数は5問です。
- テキストをコピー (CopyText)
- クリック (Click)
- 文字を入力 (TypeInto)
- 画面スクレイピング (ScreenScraping)
解答:クリック (Click)、文字を入力 (TypeInto)
自動レコーディングで利用できるアクションはクリック (Click)と文字を入力(TypeInto)です。この問いで挙げられている画面スクレイピング (ScreenScraping)とテキストをコピー (CopyText)の自動化には、手動レコーディングを用います。- アクティビティパネルからドラッグアンドドロップして追加する
- 手動レコーディングを使用して追加する
- 自動レコーダーを使用して追加する
解答:手動レコーディングを使用して追加する、自動レコーダーを使用して追加する、アクティビティパネルからドラッグアンドドロップして追加する
アクティビティパネルからドラッグアンドドロップで追加した場合と同様に、自動レコーディングも手動レコーディングも、記録されるワークフローはアクティビティを含んだものになります。- レコーディング (Recording) – ベーシック (Basic) – アプリを開始 (Start App) をクリックして、ブラウザを選択する
- レコーディング (Recording) – ウェブ (Web) – ブラウザーを開く (OpenBrowser) をクリックして、ブラウザを選択する
- アプリケーションを開く (OpenApplication) を使用する
解答:レコーディング (Recording) – ベーシック (Basic) – アプリを開始 (Start App) をクリックして、ブラウザを選択する
ウェブブラウザ経由で動作するアプリケーション(ウェブアプリケーション)の処理を自動化する際に、ウェブレコーディングを利用します。ウェブアプリケーションのみならずウェブサイトの操作を自動化する際にも同様です。「ウェブブラウザの自動化 = ウェブレコーディング」と覚えておきましょう。- クリック (Click)を生成できる
- UI 自動化構造を作成する
- 文字を入力 (TypeInto)を生成できる
- さまざまな種類の UI コントロールを認識できる
解答:クリック (Click)を生成できる、UI 自動化構造を作成する、文字を入力 (TypeInto)を生成できる、さまざまな種類の UI コントロールを認識できる
別の設問でも問われたように、自動レコーディングで利用できるアクションは「クリック (Click)」と「文字を入力 (TypeInto)」です。また、UIに関する動きにも対応しています。- F2 キーを押す
- 画面の右隅をクリックする
- 右クリックする
- Esc キーを押す
解答:F2 キーを押す
レコーディングを一時停止するにはF2キーを利用します。F2キーの押下によりレコーディングが3秒間停止します。- F4 キーと Del キー
- F12 キー
- Esc キー
- Esc キーを押してダブルクリック
解答:Esc キー
レコーディングを停止するにはEscキーを利用します。レコーディングを終了するときはもちろんですが、手動レコーディングに切り替える必要がある場合にも、Escキーを押下してレコーディングを停止させます。- 1つのステップを自動化するとき
- ウェブページを自動化するとき
- Citrix アプリケーションを自動化するとき
- 同じウィンドウで多くのステップを自動化するとき
解答:同じウィンドウで多くのステップを自動化するとき
デスクトップレコーディングは、1つのウィンドウに対して処理を行う場合に適しています。デスクトップレコーディングは、最初に対象ウィンドウのセレクタを作り、後続の操作は同じウィンドウ内で操作されたものとしてウィンドウのセレクタを無視します。そのため、複数のウィンドウを移動しながら操作するような作業の自動化には適していません。複数のウインドウを遷移する作業をレコーディングする際には、ベーシックレコーディングを利用します。こちらはアクティビティ毎にセレクタを作り直すので、操作が別のウィンドウに遷移したことを認識できます。
- はい
- いいえ
解答:はい
UiPathでは自動レコーディングと手動レコーディングを組み合わせて一連の操作を自動化していきます。自動レコーディンは便利ですが、全てのアクションを記録できないため、手動レコーディングに切り替えながら設定していきます。自動レコーディングを停止し、手動レコーディングで設定したものを保存すると1つのレコーディングとして結合されます。- クリック (Click)、チェック (Check)、文字を入力 (TypeInto)、項目を選択 (SelectItems)
- ベーシック (Basic)、デスクトップ (Desktop)、ウェブ (Web)、Citrix
- 自動レコーディングと手動レコーディングのレコーディング
解答:ベーシック (Basic)、デスクトップ (Desktop)、ウェブ (Web)、Citrix
この問で回答するレコーディングは4種類ですが、2019年11月時点でUiPath Studioは5種類のレコーディング方法を提供しています。ベーシック(Basic)、デスクトップ(Desktop)、Web、画像(Image)、Native Citrix(ネイテイブ Citrix)の5種類です。各レコーディング方法の詳細は、UiPath Studioガイドのレコーディングの種類に書いてあるよ。
- ウェブレコーディング (WebRecording)
- デスクトップレコーディング (DesktopRecording)
- ベーシックレコーディング (BasicRecording)
- Citrixレコーディング (CitrixRecording)
解答:Citrixレコーディング (CitrixRecording)
仮想デスクトップなどの実端末上で動作しているように見えて、実際は転送された画像データだけが物理端末上に映し出されるようなアプリケーションには、Citrixレコーディングを利用します。Citrixは仮想デスクトップで大きなシェアを持つ企業です。サーバー仮想化などで利用されるVMware社も同様に仮想デスクトップ製品をリリースしています。これらのセレクターのサポートを提供していないアプリケーションに対して自動化をする場合には、Citrixレコーディングを用います。注意事項
Citrixレコーディングは2019年11月時点では、画像(Image)レコーディングと名称が変更になっています。(Native Citrixレコーディングとは別物です。)
- コンテナ (container) は生成されない
- Excel アプリケーションスコープ (ExcelApplicationScope)
- ウィンドウにアタッチ (AttachWindow)
- ブラウザーにアタッチ (AttachBrowser)
解答:コンテナ (container)は生成されない
ベーシックレコーディングでは、アクティビティごとに全体セレクターを生成し、コンテナーは生成しません。それゆえにオートメーションはコンテナーを使用するオートメーションよりも遅くなります。デスクトップレコーディングは、アクティビティを取り込むコンテナー を生成し、ベーシックレコーダーよりも高速です。- ベーシックレコーディング (BasicRecording)
- デスクトップレコーディング (DesktopRecording)
- ウェブレコーディング (WebRecording)
- Citrixレコーディング (CitrixRecording)
解答:Citrixレコーディング (CitrixRecording)
仮想マシン(仮想デスクトップ)のレコーディングには、Citrixレコーディングを利用します。Citrixレコーディングという名称ですが、VMware社の仮想デスクトップなど画像転送(画面転送)されたものをレコーディングする場合には、このレコーディング方式を利用します。このCitrixレコーディングは2019年11月時点では、画像(Image)レコーディングと名称が変更になっています。(Native Citrixレコーディングとは別物です。)- コンテナ (Container) は生成されない
- ブラウザーにアタッチ (AttachBrowser)
- Excel アプリケーションスコープ (ExcelApplicationScope)
- ウィンドウにアタッチ (AttachWindow)
解答:ブラウザーにアタッチ (AttachBrowser)
ウェブレコーディング使用時にAttachBrowserと呼ばれるアクティビティが自動生成されます。このアクティビティは既に開いているブラウザにアタッチして、その中で複数のアクションを実行できるようにするコンテナです。コンテナの詳細はUiPath Studioガイドを見てね。
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