昨年末でサービス型VDI(いわゆるDaaS)のサービスマネジメント業務を行っていた職場を去り、新年からXenDesktopを利用したVDI基盤のトラブル解決支援として、とある個別構築のVDIプロジェクトにJOINしました。
かれこれ何年かぶりにCitrix製品を利用したVDI環境にかかわるので、コンポーネント系の復習も兼ねてCCSPの最新版を受験してみようと決意。でも、僕がCCSP2015を取得してから4年が経ちますが、未だに2015年版が最新版のようです。今回は、Citrix VDIの基礎知識を得るために役立つCCSP資格の取得方法をシェアします。
僕の取得しているCitrixの資格
- Citrix Certified Sales Professional 2013
- Citrix Certified Sales Professional 2015
- Citrix Certified Sales Professional 2015 for Partners
資格の名称からも分かるように、Citrix Certified Sales Professionalは、営業向け資格です。CCSPの略称で表記されることも多いです。本来は、エンジニア向けではないのですが、仮想デスクトップ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)とは何なのかといった基礎知識を得るためのファーストステップとしては最適です。
- Citrix製品を販売するための営業戦術
- モバイルワークとは何か
- クラウドとは何か
- 仮想化の基礎知識
- デスクトップの仮想化の仕組み
- XenDesktop、XenAppで使われているコンポーネント
Citrix製品を使った仮想デスクトップ(VDI)を営業とかプリセールスとして提案するなら知っておいて欲しいです。提案からエンジニアに丸投げで、トラブルが生じたらエンジニアに丸投げっていう営業が多い気がします。夢の仕組みではないので、仮想デスクトップのメリット/デメリットを理解して営業活動できるようにしておかないと、お客様が損をしますよ。(これ、まじで)
なんて偉そうな事を言いつつ、営業資格しか持っていない僕が、本番環境の設定変更してるっていうスキルアンマッチ感もヤバいですが…。
Citrix Certified Sales Professionalを受けるための準備
事前に何かを準備する必要はありません。合格に必要な知識を習得するためのオンラインコースをCitrixが無償で提供しています。メールアドレスとインターネット接続環境があれば誰でも利用できます。Citrix Certified Sales Professional (CCSP) を取得するためには、このオンラインコースを受講して、最後に設けられた理解度テストで基準点以上の点数を獲得するだけ。
Citrix製品に特化した問題も出題されますが、営業としての知識、クラウドや仮想化の一般的な知識についても出題されます。
なので、Citrix製品を触ったことがなくても、クラウドや仮想化を提案したことがある営業経験者なら、そこそこの点数は取れます。オンラインコースを一通り視聴してCitrix関連の知識をなんとなく頭に入れたら、試験にトライしましょう。
- 無料でトレーニング&受験できます。
- 講義内容は日本語(一部のビデオは英語です)
- 営業だけじゃなく、これから仮想化の勉強をしたいエンジニアにもオススメ