受け入れる側(企業担当者)が教えるインターンシップを活用方法

ITエンジニアだった僕ですが、最近は人事っぽい仕事にも関わるようになってきました。企業説明会やインターンシップという形で、様々な大学生と触れ合う中で感じたインターンシップの活用方法ををシェアします。

やりたい仕事(業界)を決める

これ大事です。定年まで同じ職場で働くような時代ではないですが、キャリアアップとして同業界で働き続けるのが一般的。異業種への転職はかなり厳しいです。

としゆき

僕自身、ファミレス店長からITエンジニアへ転身しましたが、そこそこ苦労しました…。

大学3回生の秋までには、やりたい仕事(業界)を見つけておく事がオススメ。スタートダッシュで内定を掴みまくりましょう。やりたい仕事(職種)に就けなくても、その業界で経験を積んでキャリアアップ転職すれば良いだけ。そのために活用できるのがインターンシップです。

インターンシップを充実させるために

ひと昔前は企業側が選考の材料にするイメージが強かったですが、今は学生も企業を選ぶ時代です。この制度を利用して思いっきり業界を下調べして将来の仕事を見つけていけば良いと思います。

業界の雰囲気を肌で感じる

ちょっと気になった業界を覗いてみるためにもインターンシップを活用しましょう。華やかそうに見える仕事も、実は地味な部分がいっぱいあります。

インターンシップで実際の業務に触れる事はできないかもしれませんが、雰囲気を知るという事には有意義です。

気になる業界のインターンシップに参加しまくって、楽しく仕事ができそうな業界か判断する材料に使ってください。

面接が苦手な人こそ参加すべき

働きたい企業が決まっているけれど、「面接は緊張して十分なアピールが出来ない」と思っている人はインターンシップに積極的に参加しておきましょう。逆に「面接が得意」と思っている人は参加しない方が良い場合もあります。

初日は緊張していたけれど、日を増すごとに積極的な姿勢が見れたり、他の参加者とコミュニケーションをとりながら仕事をしている姿がみれると、評価がグングンと上がっていきます。

面接は緊張してしまうけれど、内面(仕事に対する姿勢)で勝負できる人は数日間参加するタイプ(1Day)以外のインターンシップを活用してアピールしまくりましょう。

逆に印象を悪くする場合も

初日は良い感じだったのに数日でメッキが剥がれた…という事があります。面接を勢いで突破できる人は1Dayインターンシップや面接だけで勝負した方が良いかもしれません。

ただ、入社後の事も考えると変に取り繕う事なく、普段通りの自分を評価してくれる会社で働いた方が幸せになれると思います。

インターンシップに参加する人への注意事項

インターンシップに参加するにあたって、意識しておいた方が良いことを紹介しておきます。

少なからず選考に影響することを意識する

「インターンシップは選考に影響しません」というのが企業側のオフィシャルな見解です。気が付いていると思いますが、実際には影響します。

インターンシップに参加したか否かで思いっきり選考が有利になることはないです。でも、選考で同じような評価のAさんとBさんの内、1人を選択するような場面になった場合、「Bさんはインターンシップの時、よい動きをしてたよね。入社後も頑張ってくれそうだね。」と優位に立てる場合があります。

インターンシップで生まれた繋がりは大切にする

企業に入ることが人生のゴールではありません。入社してから、様々な人と関わりながら仕事をしてく事になります。そんな中でインターンシップで知り合った他の参加者、企業側担当者などと仕事をする機会があるかもしれません。

単純にインターンシップが終われば、そこで関係が終わるのではなく、なんとなくでも繋がりを保っておくことで、将来一緒に仕事をする機会があった時に楽しく仕事が出来るかもしれません。

としゆき

取引先の課長や部長と面識ある…というのが案外役に立ちます。

1 COMMENT

りーこ

華やかそうに見えて実は地味だったりするというのは凄く頷きました。私はブライダル業界志望だったのでまさに!という感じでした。インターンシップは参加しておくべきですね。

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