サクッとPythonに触れてみたいという方向けに、Pythonでプログラムを記述する際の基本的な記述方法や実行方法について簡単にシェアします。
PythonでHello, world
まず最初は、どんなプログミング言語にも最初に登場するであろうHello, Worldの記述です。Pythonも他のプログラミング言語と同じく、テキストファイルにプログラムを記述して、言語毎に決められたファイル形式で保存して実行するという手番が必要です。
テキストエディタを起動して、下記のコードを記述します。
上記コードを記述したら、ファイルに保存してください。Pythonプログラムとして実行するためには、ファイルの拡張子を”.py”にする必要がありますのでご注意ください。
WindowsOSであれば標準ツールのメモ帳でOKです。統合開発環境(IDE:Integrated Development Environment)などの利用を推奨する方もいますが、簡単なコードであればメモ帳やテキストエディタで十分です。IDEは必要になってから考えれば良いです。私は、テキストエディタにSublime Text 3を利用しています。
作成したプログラムを実際に実行してみましょう。WindowsOSであればコマンドプロンプトを起動して、プログラムが置かれたディレクトリに移動します。
プログラムファイルが置かれたディレクトリまで移動方法が分からないって方は、デスクトップにプログラムファイルを格納して、コマンドプロントに”cd desktop”、又は”cd デスクトップ”と打ち込んでEnterキーを押してみましょう。
コマンドプロントでファイルを格納したディレクトリまで移動できたら、実行するためのコマンドを発行します。
コマンドプロントに”Hello, World”と出力されれば成功です。
この例ではシンプルな1行プログラムでしたが、どんなプログラムも同じような手番で実行することができます。
複数行のプログラム
Pythonプログラミングの基本として、1行に1つの処理を行うプログラムを記述します。プログラムが実行される際、1行目、2行目、3行目と順番に処理を行っていきます。
今回はシンプルな1行プログラミングでしたが、複数行の処理を行いたい場合には、文の先頭から改行までが1つの処理という考えで、複数の処理を行う場合には改行で区切って続けて記述していきます。
Pythonでは、条件分岐や変数への代入など、1つ1つの処理をステートメント(文)と定義しています。ここまでで利用したprint(結果を画面に出力)もステートメントの1つです。
上記の例では、改行で区切られていないため print “Hello” print “world” print “hello world” が1つのステートメントとして認識されることで構文エラーになります。
次の例では似たような構文でも、文字の区切りとしてセミコロンを利用することで1行に3つの処理を記述する事もできます。
セミコロンでの文字区切りは、あまり推奨されていないようです。 1行1処理をいう基本ルールの中で、後で見直したり、他の人が修正することを考えると、改行のルールは出来るだけシンプルに、改行とセミコロンが混在することによる読みにくさ回避の観点もあるのだと思います。
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