綺麗に整理整頓された部屋は気持ちが良いですが、掃除が苦手で、家がすぐに散らかってしまう。定期的に掃除はするけれど、忙しくなるとあっという間に散らかってしまう。という方も多いのではないでしょうか。
掃除ができない、すぐに散らかる部屋には共通点があります。ここを改善すれば掃除がグンと楽になる。掃除しにくい部屋には幾つかの共通点があります。もしかすると部屋が片付けないのは、お部屋の問題かもしれませんよ。今回は片付けにくい部屋の特徴と、その対策をご紹介します。
片付かない部屋の特徴
まずは、床に置いている家具をチェックしてみましょう。床と家具の間には、どのくらいの隙間がありますか?掃除をしやすい隙間が確保されていますか?床と家具の隙間は、ぴったりと密着しているか、10センチ以上の隙間があることが良いとされています。逆に10センチ以下の隙間しかない状態は問題です。
では、何が問題なのでしょうか。実は、この隙間にどんどんホコリが溜まってしまうからなんです。10センチ以上あれば、掃除機で簡単に掃除ができるから簡単に掃除をすることができますが、10センチ以下だと掃除機が奥まで届かず、非常に掃除が面倒になります。家具を購入するときはできるだけ、脚が長くて、床との距離があるものを選ぶようにしたいですね。
適当な場所にモノを置き続けて散らかっていくことに心当たりはありませんか?物量に対して収納が少ないため、あふれたものが散らかっていく。それが毎日のように増え続けるので片付けが間に合わないといった負のスパイラルに陥っているケースがあります。
モノの置き場所が決まっていないと、目につくところに「とりあえず」となんでも置いておく習慣ができます。その結果部屋が散らかってしまうのです。こんな場合は一度、持ち物のすべての置き場所を決めましょう。そして、その時に収納できないものを処分をする勇気を持ちましょう。
一人暮らしの場合は特に「収納がほとんどない」「収納がクローゼットだけ」という問題を抱えている事が多いと思います。その場合は突っ張り棒や格子状のの網などを利用して隙間収納を増やしましょう。ベッドの下なども衣装ケース置き場になります。隙間収納を活用して収納力を上げることが大切です。
いつの間にか増えてしまうモノの代表的なものが本や服ですが、それでも毎日増え続けるということはありません。毎日増え続けるものは、ペットボトル、ダイレクトメール、古新聞などのゴミです。ゴミの捨て方も大事な整理ポイントです。
500mlのペットボトルは飲みきりサイズで持ち運びも便利なのでついつい買ってしまいますが、外のごみ箱に捨てたり、専用のごみ袋を用意するなどしてあちこちに置いておかないようにしましょう。ダイレクトメールは必要がないと思ったらすぐにゴミ箱へ。新聞や雑誌は電子版に切り替えるという方法もあります。
いかがでしたか?お部屋整理の仕方を簡単にご紹介しました。部屋が片付かないと悩んでいる方は是非これらの方法を取り入れてキレイなお部屋にチャレンジしてくださいね。
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気づき 少しずつ改善して理想の生活を手に入れていくという過程を感じることができるお掃除実践エッセイです。汚部屋の主として、掃除が苦手な人の思考回路が見事に描かれています。
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